今回はLectureMAKERがどのような方に使われているかをご紹介いたします。
LectureMAKERの発売開始から多くのお客様に体験版をダウンロードしていただいています。その中で、福祉工房あいち様から最初のご発注をいただきました。
今回は、特別に福祉工房あいち 代表 加藤源重 さんに許可をいただき、どのように活用する予定かお話を伺いました。
福祉工房あいち では、加藤源重さんが持つ自助具開発、制作のノウハウをマニュアル(画像、動画、図面、製作キットなど)としてDVDなどのメディアやホームページで公開していくSHIIFTというプロジェクトを推進中だそうです。そして、そのプロジェクトの中で、LectureMAKERが使われております。
自助具ならびに、加藤源重さんのご紹介
自助具というのは、障害を持った方たちが生活するのに不自由がないよう開発された、様々な器具のことです。(より詳しくごらんになりたい方は、福祉工房あいち様のHPをご覧ください。)
1935年愛知県岡崎市生まれ。鍛冶屋の息子として育ちながら、中学卒業後には別の工場へ就職。旋盤工見習いとして住み込みで働き、日々仕事に明け暮れる。平成3年3月に56才で利き腕の右手を機械に巻き込まれ、親指の付根1cm程を残して他の4指をすべて失うと言う大怪我を負い、50年以上も使い慣れてきた右手をある日突然に失ってしまう。それは、人生がひっくりかえるほどの大打撃であったが、「このまま人生に負けたくない!」「勇気と希望を持とう!」「前向きに生きよう!」 と必死に自分に言い聞かせ、「明日に向かって生きよう!」と決意したのである。
そして、使いやすい機能的な自助具を慣れない左手で作り始めた。そしてそのシンプルで壊れにくく、工夫が凝らしてある自助具のことが口コミで伝わり、いつの日からか、「三河のエジソン」として有名になる。いまでは遠方から自助具を作ってもらうために訪れる人もいるほどの人気となっている。
▼0歳
農具を作っている鍛冶屋の息子として生まれる
▼16歳
中学卒業後、旋盤工見習いとなり就職
▼20歳
旋盤や溶接などの技術が生かせる工場に転職
▼56歳
機械工として働いていたが、作業中の事故で利き手であった右手の指5本を失う
▼現在 74歳
ボランティアのメンバーとともに福祉工房あいちにて、障害を持つ人のために自助具・補助具を
製作し続けている。現在メンバーとともに2010年4月のNPO法人化を目指し活動を続けている。
私たちキバンインターナショナルは、すべての人にeラーニングを、と目標を定めて活動をしていますが、このような障害者支援プロジェクトをお手伝いすることができ、非常にうれしく思います。
LectureMAKERの使い方については以下をご覧ください
LectureMAKERコンテンツ作成手順
LectureMAKERサンプルコンテンツ
今後もLectureMAKERの使い方についてのサポートを載せていきます。30日の無料体験版もありますので、是非一度おためしください。