こんにちは、キバンインターナショナルの小林です。
今回は、「アフロ先生と学ぶ登録販売者最短合格講座 3-19アレルギー用薬」の中から、アレルギー用薬として代表的な配合成分「抗ヒスタミン成分」についてのを解説をピックアップ。
関連した過去問も一緒にチェックします!
抗ヒスタミン成分とは?
肥満細胞から離脱したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す成分。
内服アレルギー用薬(蕁麻疹や湿疹、かぶれおよびそれらに伴う皮膚のかゆみ又は鼻炎に用いられる内服薬の総称)に主体として配合されている。
抗ヒスタミン成分はどんなものがある?
クロルフェニラミンマレイ酸塩
カルビノキサミンマレイン酸塩
クレマスチンフマル酸塩
ジフェインヒドラミン塩酸塩
ジフェニルピラリン塩酸塩
トリプロリジン塩酸塩
ミキタジン
アゼラスチン
エメダスチン
ケトチフェン
服用を避ける場合、副作用、その他注意事項
メキタジン・・・まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシーショック)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
抗ヒスタミン成分が配合された内服薬・・・服用後は、重大な事故につながる恐れがあるため、乗り物又は機械類の運転操作を避けることとされています。
ジフェインヒドラミンを含む成分・・・吸収されたジフェインヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じる恐れがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要があります。
抗ヒスタミン成分・・・ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがあります。
排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人では、症状の悪化を招く恐れがあり、使用する前に治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきです。
【過去問】アレルギー用薬に配合される成分について
H28「九州・沖縄ブロック」主な医薬品とその作用に、関連する問題が出題されましたので確認していきましょう。
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問題23
アレルギー用薬に配合される成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
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1 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがある。
2 ベラドンナはナス科の草本で、その葉や根に、交感神経系の働きを抑える作用を示すアルカロイドを含む。
3 プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。
4 クロルフェニラミンマレイン酸塩は、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す成分として用いられる。
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正解は
2番
いかがでしたでしょうか。
「抗ヒスタミン」成分について、避ける事や副作用等もしっかり覚えて、試験はもちろん、実際登録販売者として接客する際も、きちんと説明できるようにしておきましょう。
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