タグ別アーカイブ: ボイラーの構造

2級ボイラー技士 講座
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問34 法令上、ボイラー技士でなければ取り扱うことができないボイラーは、 次のうちどれか。

(1)伝熱面積が14m2の温水ボイラー

(2)伝熱面積が4m2の蒸気ボイラーで、胴の内径が800mm、かつ、その長さが1500mmのもの

(3)伝熱面積が30m2の気水分離器を有しない貫流ボイラー

(4)伝熱面積が3m2の蒸気ボイラー

(5)最大電力設備容量が60kWの電気ボイラー



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問32 鋼製ボイラー(貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の安全弁について、法令上、誤っているものは次のうちどれか。

(1)ボイラー本体の安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならない。

(2)伝熱面積が50m2を超える蒸気ボイラーには、安全弁を2個以上備えなければならない。

(3)水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければならない。

(4)過熱器には、過熱器の入口付近に過熱器の圧力を設計圧力以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。

(5)過熱器用安全弁は、胴の安全弁より先に作動するように調整しなければならない。



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問31 ボイラーの伝熱面積の算定方法として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。

(1)水管ボイラーの耐火れんがでおおわれた水管の面積は、伝熱面積に算入しない。

(2)水管ボイラーのドラムの面積は、伝熱面積に算入しない。

(3)煙管ボイラーの煙管の伝熱面積は、煙管の内径側で算定する。

(4)貫流ボイラーの過熱管の面積は、伝熱面積に算入しない。

(5)立てボイラー(横管式)の横管の伝熱面積は、横管の外径側で算定する。



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問30 ボイラー用ガスバーナについて、誤っているものは次のうちどれか。

(1)ボイラー用ガスバーナは、ほとんどが予混合燃焼方式を採用している。

(2)センタータイプガスバーナは、空気流の中心にガスノズルがあり、先端からガスを放射状に噴射する。

(3) リングタイプガスバーナは、リング状の管の内側に多数のガス噴射孔があり、空気流の外側からガスを内側に向かって噴射する。

(4)マルチスパッドガスバーナは、空気流中に数本のガスノズルがあり、ガスノズルを分割することでガスと空気の混合を促進する。

(5)ガンタイプガスバーナは、バーナ、ファン、点火装置、燃焼安全装置、負荷制御装置などを一体化したもので、中・小容量ボイラーに用いられる。



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問29ボイラーの液体燃料の供給装置について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)燃料油タンクは、用途により貯蔵タンクとサービスタンクに分類される。

(2)サービスタンクには、油面計、温度計、自動油面調節装置などを取り付ける。

(3)サービスタンクの貯油量は、一般に最大燃焼量の24時間分以上である。

(4)油ストレーナは、油中の土砂、鉄さび、ごみなどの固形物を除去するものである。

(5)油加熱器には、蒸気式と電気式がある。



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問28 ボイラーの油バーナについて、誤っているものは次のうちどれか。

(1)圧力噴霧式バーナは、油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に噴出させて微粒化するものである。
(2)戻り油式圧力噴霧バーナは、単純な圧力噴霧式バーナに比べバーナ負荷調整範囲が広い。
(3)高圧蒸気噴霧式バーナは、比較的高圧の蒸気を霧化媒体として油を微粒化するもので、バーナ負荷調整範囲が広い。
(4)回転式バーナは、カップの内面で油膜を形成し、空気用ノズルからの空気を高速回転させ油を微粒化するものである。
(5)ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせたもので、燃焼量の調節範囲が狭い。



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問27 ボイラー用気体燃料について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)LNGは、天然ガスを産地で精製後、-162℃に冷却し液化したものである。

(2)都市ガスは、一般に天然ガスを原料としている。

(3)都市ガスは、液体燃料に比べてNOxやCO2の排出量は多いが、SOxは排出しない。

(4)LPGは、都市ガスに比べて発熱量が大きい。

(5)液体燃料ボイラーのパイロットバーナの燃料は、LPGを使用することが多い。



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問26 ボイラーの燃料の燃焼により発生するNOxの抑制措置として、誤っているものは次のうちどれか。

(1)燃焼域での酸素濃度を低くする。

(2)燃焼温度を低くし、特に局所的高温域が生じないようにする。

(3)高温燃焼域における燃焼ガスの滞留時間を長くする。

(4)二段燃焼法によって燃焼させる。

(5)排ガス再循環法によって燃焼させる。



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問25 油だきボイラーにおける重油の加熱について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱する。

(2)加熱温度が低すぎると、すすが発生する。

(3)加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼となる。

(4)加熱温度が高すぎると、炭化物生成の原因となる。

(5)C重油の加熱温度は、一般に50~60℃である。



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問24 次の文中の「  」内に入れるA及びBの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
  「燃料を空気中で加熱し、他から点火しないで自然に燃え始める最低の温度を
  「 A 」という。「 A 」は、燃料が加熱されて「 B 」反応によって発生する熱量
  と、外気に放散される熱量との平衡によって決まる。

(1)着火温度   中和
(2)引火点    酸化
(3)着火温度   還元
(4)引火点    還元
(5)着火温度   酸化



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