本日は、カリーナシステム様(http://www.carinasystem.co.jp/)にお伺いし、LECTURE MASTERを見学してきました! LECTURE MASTERとは、講義収録システムで、自動追尾式のカメラ、黒板の板書を自動収録する機能、さらに講義と同時にWMV形式で保存できるという非常に優れた製品です。
カメラフロント
これが、自動追尾カメラです。片方のカメラ撮った映像に対して画像解析を行い、人がその場にいるかどうかを判定、人がいる場所にカメラを向けるという動作を行っています。ある一定の範囲に人が入ってくると、かなりきびきびとカメラの向きを変えていました。どの程度の範囲を追尾するかは、設定で変更できるそぅです。デモをしていただいた時は演者に少し遅れるくらいの動きをしていたのですが、ここは設定で好みの速度にかえられるとのこと。ただし、あまり速く動くとみている人が酔ってしまうそうです(これは通常の撮影でも同じですが。。。)。
黒板
LECTURE MASTERのすごいところはこれだけではありません。弊社ではUSTREAMやセミナーなど、ナマチューケーサービス(http://ustreamer.jp/)との併用が考えられますので、多少用途が違うのですが、しかしこの機能はすごい。なんと、黒板に書いた文字を、最終的に画像に記録してくれるのです。
黒板に書いた文字は普通に考えると人が目の前に立っていたり、書くタイミングが違っていたり、消してしまったりで、画像になんか出来っこないと思うのですが、そこは最新の画像処理技術できれいに文字が表示されていました。これはすごい。話には聞いていたのですが、実際に目にするとかなりびっくりしました。
できあがった黒板画像
この画像の上の段がその画像です。全て書き終わった黒板をデジカメで撮ったんじゃありません。動画から板書を抜き出して、タイミングごとに画像にしてくれるのです。
セミナーの収録は今後のeラーニングには必須になっていくのではないかと考え、弊社ではナマチューケーサービス(http://ustreamer.jp/)のような動画配信サービスに参入しました。しかし、配信にはカメラマンは必須であり、はずすことのできない要素であるという考え方を完全にひっくり返した素晴らしい製品です。今後の配信事業に大きなインパクトとなるのではないかと感じています。
▼千代田区秋葉原のUstreamレンタルスタジオ【PANDA STUDIO パンダスタジオ】
スタジオの詳細・活動記録はfacebookファンページに公開していますので、ぜひご覧下さい。
http://facebook.com/pandastudio.tv
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記事の投稿者
湯川 浩一
大学院を卒業後、役者修行をしてから入社した変り種です。
文系人間がIT企業に入ってしまったため、苦労の連続でしたが、それを乗り越える過程で写真のような外見に変貌しました。社長にしかられるときには、特にこの姿に変身すると便利です。