集合研修の弱点。それは主にコスト面です。
集合研修がコストには、実に多くの企業様が頭を悩ませていて、それによりeラーニングの導入を検討するケースが目立ちます。
では、集合研修にかかる時間も含めたコスト面をみてみましょう。。
1.研修受講者の移動時間
研修受講者の移動時間とは、研修受講者の人件費を意味します。
特に100名を超える大規模な研修や、給与の高い役員研修の参加者の人件費を計算すると、その金額は1回の研修につき数百万円~数千万円、場合によっては1億円以上にものぼります。たとえ数十人規模の集合研修でもけしてバカにできないコストがかかっているといえるでしょう。
2.研修受講者の交通費
単純に、研修受講者の人数分の交通費が発生します。参加者が多ければ、それなりの負担となります。
3.研修受講者の宿泊費
日本中、あるいは海外に支店、支社がある企業が集合研修を行う際には、研修受講者が宿泊する必要があるケースも多く、その為の費用がかかります。
4..受講者のスケジュールを調整するコスト
研修中(移動時間含む)は受講者の通常業務はストップします。何月の何日にどこどこに集まるとなると、その為のスケジュール調整のため、他の人に仕事を一時的に引き継いだりするので、その調整にかかる時間はコストといえます。それが研修受講者の人数分だけかかります。
5.講師を依頼する費用
研修を講師に依頼すると、数万円~数十万円、高い人は数百万円の費用がかかります。
6.場所代
研修会場の費用がかかります。
7.機器の設定
集合研修は基本的に一発勝負。そのため、たとえば「プロジュクターが故障したのでできませんでした」などという事態の発生は許されません。その為、手配するには、トラブルの際のリカバリー策も準備する必要があり、それには入念な準備が必要となり、時間もお金もかかります。
具体的な数字は企業によって異なるでしょうが、100万円単位、あるいは1,000万円単位であることは間違いありません。本当にそのコストに見合った成果がでているか、教育の効果をきちんと計測することが大切になってきます。(それこそがeラーニングが得意なことなのですが・・・)
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記事の投稿者
a.takeuchi a