はじめての皆さんこんばんは。そうでない方もこんばんは。
北は北千住から南は南千住まで、日本全国津々浦々、キバンインターナショナルの中村おりおがお送りいたします。
今日も、前回に引き続き教材作成の注意事項です。
SCORMというeラーニングの規格があるのはご存知かと思います。今回は、それに関連して、
eラーニングのコースの作り方についてです。
SCORMに準拠したeラーニング用の教材は、SCO と アセット で構成されます。
SCO とは 学習の管理を行う最低単位 で、アセット とは そのSCOを構成する各要素(画像やテキスト、動画)を表します。一般的には、複数のSCOがひとまとまりとなって、ひとつのコースを構成しています。
図で表すとこんな感じです。
このとき、SCORM規格では、成績をとるできる(学習を管理できる)最低単位が、1SCO単位になります。
つまり、ある単元を学習者が学習した、しない、どれくらいの時間学習した、とかそういった情報は、SCOのレベルで取得します。
なので、例えば90分の講義をまるまる1SCOとして登録してしまうと、そのレベルでしか管理できません。
(90分の講義のうち、最初の10分だけ見ている、半分までみた、とかそういう管理ができません)
そういうわけで、コースを作成する場合は、どこまで1SCOに盛り込むか、というのは重要なポイントになります。
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記事の投稿者
中村 央理雄
株式会社キバンインターナショナルの取締役。代表取締役の西村とKiBANを創業しました。eラーニングの導入後の集合研修やLMSの導入サポートを担当しています。プログラム・デザイン・ネットワークなど、創業時は、いろんなことを経験しましたが、それらのノウハウを全部活かしてeラーニングの導入を支援しています。