それはお気の毒ですね~医療通訳講座その1
「それはお気の毒ですね。」
病院ではよくつかわれる言葉ですね。症状を訴えている患者さんに対しての返事です。
英語ではこのように言います。
「I am sorry to hear that.」
簡単な文ですが、いざという時に、口からすんなり出てくるようになるまで、繰り返したいですね。
医療通訳講座 足首の捻挫 のダイアローグから前半部分のご紹介です。
■■□―――――――――ダイアローグ――――――――――□■■
いかがなさいまいたか。
How may I help you?
どうも足をくじいてしまったようなのです。
Well, I am afraid that I have sprained my ankle.
それはお気の毒ですね。
何があったのですか。
I am sorry to hear that.
What happened to you?
ええと、今日はガイドさんと箱根でハイキングを楽しんでいました。
I enjoyed hiking here in Hakone with my guide today.
昨日の雨で箱根はいろいろなところで滑りやすくなっているので、今日はハイキングを見合わせたほうがいいとガイドさんは言ったのです。
As it rained yesterday and it would be slippery here and there in Hakone. my guide recommended not to hike today.
でも、今日が箱根滞在最終日なのです。だから、どうしても今日ハイキングに行きたかったのです。
そこで、今日ハイキングに行くことにしました。
But today is for me, the last day in Hakone,
so I definitely wanted to hike today. So I decided to go.
箱根の関所からの帰り道に足を滑らせて転んでしまったのです。
I slipped and fell down on the way back from the Hakone Check Point, Hakone-no-Sekisho in Japanese.
足首がなんだか変な感じがして、普通に歩くことができませんでした。そこで、病院に連れて行ってほしいとガイドにお願いしたのです。
Something was wrong with my ankle, and I could not walk normally. So I asked my guide to take me to a hospital.
でも今日は日曜日ですよね。診ていただける病院を探すのは大変でした。
But, you know, today is Sunday. It was not so easy at all to find a hospital opening on holidays.
そうですか。それは大変でしたね。
足を滑らせて転んだのは何時ですか。
Oh, I see. I am sorry to hear that.
When did you slip and fall down?
およそ2時間前です。
About two hours ago.
>>その2につづきます。
「英語で医療通訳ー基礎から応用まで」講座概要
本講座では初めに医療通訳の基本となる病院での受付、診察、会計の3つの現場で必要とされる医療英会話について学習します。
次に症状の中で使用頻度が多い胸痛(循環器科)、腹痛(消化器科)、風邪(呼吸器科)の3つのケースについて実践的に学習します。
そして応用として外国人患者の受診理由の大半を占める救急外来(ねんざのケース)と健診や人間ドックでの検査手順について具体的に学習します。
講義はDialogue ⇒ Words & Phrases ⇒ Useful Expressions ⇒ Dialogue(復習用)という順番で進めます。反復練習によって必要となる基本用語を確実に習得できます。
本講座を完全にマスターすれば、医療現場で自信を持って外国人患者と接することができるようになります。 また本講座は医療通訳士を目指す方にとっても最適です。診療科ごとの医療英会話の習得は正に医療通訳士検定試験合格のポイントになります。 収録時間:約3時間28分
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