CFP相続・事業承継設計 精選問題講座講師、FPサテライトの町田です。
講座のポイントや補足、CFP試験について解説します。
今回は、問題25、公正証書遺言および秘密証書遺言についてです。
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遺言および成年後見制度等に関する以下の設問について、それぞれの答えを1~4の中から1つ選んでください。
(問題25)
公正証書遺言および秘密証書遺言に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.公正証書遺言を作成するには、公証人1人と証人1人の計2人以上の立会いが必要である。
2.公正証書遺言を撤回するための新たな遺言は、 自筆証書遺言または秘密証書遺言でも差し支えない。
3.秘密証書遺言は、本文を自書する必要はないが、遺言者は証書に署名押印しなければならない。
4.遺言が、秘密証書遺言としての方式に欠けている場合であっても、自筆証書遺言としての要件を満たしているときは、自筆証書遺言として有効である。
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1.2.が公正証書遺言、
3.4.が秘密証書遺言の論点です。
選択肢の論点とポイント
1.公正証書遺言の立会い
→公証人1人と証人2人以上の立会いが必要
2.公正証書遺言を撤回する遺言
→公正証書遺言の他、自筆証書遺言、秘密証書遺言でも可
3.秘密証書遺言 本文を自書する必要はないが、遺言者は証書に署名押印しなければならない
4.秘密証書遺言としての方式に欠けている場合
自筆証書遺言としての要件を満たしているときは、自筆証書遺言として有効である。
→自筆証書の要件 遺言者が遺言の全文・日付・氏名を自書し、押印する
公正証書遺言書は、ほぼ毎回出題されます。
秘密証書遺言は、この問題のように選択肢の一部で出題されることがあります。
問われる論点は決まっているので、過去問に出てくる論点は確実に押さえておきましょう。
問題25の正答
1.
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25-2.CFP相続・事業承継設計 精選問題講座 問題21-3.
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記事の投稿者
町田 萌
学生時代にキバンインターナショナルでアルバイトをしていました。講座を活用してCFP、宅建、証券外務員の資格を取得。