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本日の用語チェックは、気象予報士講座第10章中小規模の大気の運動2 局地風からフェーン・ボラです。
「フェーン」
フェーンとは、風が山を越えて吹き下りてきた結果、風下側の方が風上側の気温よりも
高くなる現象です。
「湿ったフェーン」
気流が山を越える時、水蒸気が凝結して雨を降らせると、潜熱の放出
と乾燥断熱減率によって風下側が昇温します。
「乾いたフェーン」
風上側の山麓に安定した成層があり、その上空には山麓よりも温位の高い気流が流れている状況を考えます。
この時、風上側の山麓の空気は安定しているので、山を越えることはありません。
一方、上空の一般風は山を越えて風下側の斜面を吹き下りることがあります。
すると、乾燥断熱減率によって昇温しますから、風上側の気温よりも風上側は高温になっています。
「ボラ」
ボラは、フェーンと同様の山越えの風です。
山越え風が入る前は、例えば高気圧の後面などで暖気が入っている状態だった所へ、
低気圧の通過に伴い寒気が流入し、冷たい空気が斜面を吹き下りてくることで、 元の気温よりも下がる現象のことです。
いかがでしたでしょうか。
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CATEGORIES eラーニング, 資格by.a.takeuchi2017.08.16
記事の投稿者
a.takeuchi a