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本日の用語チェックは、気象予報士講座第10章中小規模の大気の運動2 局地風から海陸風・陸風です。
「局地風」
具体的には、水平スケール100km程度の風系で、
熱的原因や力学的原因で発生する風を局地風と言います。
「海陸風」
日中、太陽放射によって暖められた地表面は、陸地の方が海面よりも高温となるため、陸地は海上よりも気圧が低くなります。
そして海面の気圧が相対的に高くなり、海風が吹くようになります。日の出から3~4時間後には吹き始めて、日没まで吹きます。
海風は、海岸線から20~50kmも侵入してきます。
海風の上空には反流が流れていて、これで海風循環が成立しています。循環の高さは1000m程度、最大風速は5~6m/sぐら
い、最大風速は高度200~300m付近にあります。
「陸風」
一方、陸風は日没後1~2時間後に吹き始めます。
海風と比べると規模も小さく、風速も小さいのが特徴です。従って、循環の高さは400mぐらい、最大風速も海風より弱く
2~3m/s程度で、50~100mあたりで最大風速です。
また、海風の先端部分はときに、内陸の空気との間に海風前線という局地的な前線を形成します。
特に、露点温度と風が不連続になっていて対流雲を発生させることがあります。
いかがでしたでしょうか。
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CATEGORIES eラーニング, 資格by.a.takeuchi2017.08.09
記事の投稿者
a.takeuchi a