線状降水帯・2011年7月の新潟・福島豪雨の解説より学ぶ 【気象予報士講座】

このところの集中豪雨でよく耳にする「線状降水帯」。
佐々木恭子先生の気象予報士講座の無料講座でも解説しています。
もう一度確認してみましょう。

+++——————————————————————————————-+++

その時の、雨の様子の一部をレーダー画像で見てみます。
佐渡から新潟県の下越~中越にかけて、
線状に降水帯がほぼ同じ位置に停滞しています。

①~⑤まで約2時間ですが、
その間この線状の降水帯は消えることありません。

よく見ると、線状降水帯の風上側の先端(西側)で、
次々と新しい積乱雲が発生
しています。

成長すると、上空の一般風(ここでは850hPa 付近の北西風)に流されて南東方向に流れて行きます。
一旦、こういった線状の降水帯が形成されると、
その中では凝結熱による加熱のため、雲内の温度は周りの温度より高くなります。

従って、地表面付近の気圧が周りより低くなり、局所的な気圧の谷となって、
収束が維持される
と考えられます。

こうして、同じ地点を発達した積乱雲が次々と通ることで集中豪雨となるのです。

+++——————————————————————————————-+++

佐々木恭子先生の気象予報士講座 発売中!!

<<佐々木恭子先生の気象予報士講座 発売中!!>>
佐々木先生の気象予報士講座では、
天気の知識一つ一つにこうやって考えるんだよというメッセージがあって、イメージしやすい。

単元ごとの購入も可能です!!
ご登録いただくだけで47回実技試験の天気図解説講座がご覧いただけます。
ご登録・ご購入はこちらから。
http://bit.ly/2t0v19O

Facebookページもよろしくお願いします

CATEGORIES eラーニング, 資格by.a.takeuchi0 Comments2017.08.01
記事の投稿者
a.takeuchi a

Facebook comments:

コメントをどうぞ

Eメールアドレスは公開されません。

Trackback URL

管理者の承認後に表示します。無関係な内容や、リンクだけで意見や感想のないものは承認しません。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

  • アーカイブ
  • カテゴリー
  • Amazon
  • タグ