中小企業診断士 ワンポイントアドバイス 「中小企業のブランド構築の方向性 その1」

中小企業診断士 4dan4.jp 今日のワンポイントアドバイスは、2次試験対策「中小企業のブランド構築の方向性」です。
今回と次回の2回に分けてお伝えしたいと思います。
こんにちは。4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアムの金高です。
 
 
中小企業金融公庫が日本政策金融公庫に統合される前に、「中小企業のブランド構築の方向性」というレポートを発表していました。
そのレポートの中で、中小企業診断士の2次試験に活用できるポイントとなる点をお伝えしたいと思います。
 
 
中小企業のブランド構築においては、次の点が重要なポイントとなります。
 
1.ブランドとは顧客が決めるもの
企業が考えるブランドとは、基本的に「ブランドとは顧客が判断するもの、認めるもの」「顧客がその会社や商品に対して持つロイヤルティー」という点でほぼ一致しています。
それ故に、「顧客に分かりやすい形でメッセージを伝えること」を重視しています。
いくら優れたものづくりや良いサービスを提供していても、それを顧客に知ってもらわなくては評価される土俵にも上がれません。
だからこそ、ブランドを形成するには“戦略”が必要なのであり、いかにブランドを形成していくかという“プロセス”が重要なのです。
 
 
2.ブランドとはコツコツとした信用の積み重ね
顧客に知ってもらうには、巨額な費用をかけて大々的に広告宣伝を打てば手っ取り早いでしょう。
しかし、
これは大企業には必要なブランド戦略の一手法かもしれませんが、中小企業の事業スケールからみた費用対効果は低いでしょう。
また、そもそもブランドを一時的な広告宣伝活動によって築くことはできないという否定的な意見や考え方もあります。
信用をコツコツと築き上げていくこと、それがブランドに他ならないということです。
大規模な広告宣伝を打っても、実体が伴わないブランドはすぐに淘汰されていきます。
やはり、10 年、50 年、100 年とブランドがつながっていくところに、大きな意味があるのではないでしょうか。
ある中小企業の社長は、「ブランドとは、要は百年の計なのである」という言葉を発しています。
 
次回、「ブランドの形成の前提とプロセス」についてお伝えします。
よろしくお願いします。
 

写真はイメージです。


 
 
 
 
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CATEGORIES eラーニング, 資格by.a.takeuchi0 Comments2012.04.03
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a.takeuchi a

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