こんにちは。
ITパスポートTVの滝口直樹です。
ITパスポート試験がCBT化して3ヶ月が経ちました。先日,昨年の12月分の統計情報が出たので,11月・12月のデータをもとに傾向(というにはまだ情報不足ですが)を見てみました。
社会人と学生の比較
社会人のほうが学生よりも合格率は良いようです。それも倍近い合格率ですね。
純粋に試験勉強に当てられる時間は学生のほうが多いと思われるので,これを当たり前と考えるかはちょっと微妙なところ。
この結果から、実際に社会人として働いている”経験”が試験に大きく影響している様子が見えてきます。
大学生と専門学校の比較
次は,学生の中での合格率を見てみましょう。
実は,4年生大学の学生と専門学校の学生では,専門学校の学生の方が合格率が高くなっています。
専門学校だと,ITやビジネスなど,社会人としての実務知識を学ぶ授業が多いからでしょうか。ちょっと興味深い結果ですね。
専門学校内の比較
さらに気になったので,専門学校内の合格率についてみてみました。
専門学校には,情報系専門学校があるため合格率が高いのかなと考えていたのですが,意外や意外,必ずしも情報系が合格率をけん引しているわけではないようです。
情報系以外の専門学校で,ITパスポートを受験しそうな層としてはビジネス系専門学校だと思います。ここでもやはりビジネスの知識があるほうが合格率が高いという実像が見えてきますね。
まとめ
以上、簡単に11月12月のCBT試験の統計情報を元に傾向を見てきました。
これを見る限り,合格しやすい人は「ビジネス実務の知識がある人」ということが言えそうです。
ITパスポートは全てのオフィスワーカーを対象としているから当たり前かもしれませんが,普段コンピュータに強いぞと思っている方は,ビジネスに関する分野(ストラテジ系・マネジメント系)に力を入れて勉強しないと簡単には受からないと肝に銘じておきましょうね。
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記事の投稿者
a.takeuchi a