ITパスポートの合格を目指している方の中には,少なからず独学で合格を目指している方がいます。
特に社会人の方は,独学でも合格できると踏んで,参考書や過去問題集などで勉強して受験に臨む方が多いようです。
ITパスポートの試験範囲をご存じの方ならお分かりの通り,実はITパスポートは半分以上の内容がITとは直接関係なさそうな(実際にはあるのですが…)「社会人の常識」と呼ばれる内容になっています。
一般企業での経験が長い方であれば,企業活動,経営戦略,法務,労務,マネジメント,プロジェクトなどなど,自然と身についてしまう内容が多く,受験対策としてはテクノロジ系(PCやシステム,ハードウェア,ソフトウェアなど)といった内容さえ勉強すれば大丈夫といった声を耳にします。
一方,学生の方のうち,PCに詳しいと自負している人も多くいます。ただ,そういった方は,いざ過去問題や試験範囲を確認してガッカリされる方も多いようです。それもそのはず,全体の試験範囲のうち,ホームユースレベルのPCやネットワークなどの内容は1割程度であり,セキュリティやネットワーク,マルチメディアに強い方でも2~3割程度しか補えません。
ここで問題にしたいのは,人によって勉強すべき範囲が異なってくるということで,仮に独学で勉強を進める場合,
「自分がどこが弱いのか」
「自分はどの範囲を勉強すべきなのか」
をしっかり把握しないと,非常に効率の悪い勉強をしなければならないということです。
今回,ITパスポートTVでご用意したeラーニング通信講座は,そんな独学の方をサポートできるものにしたいと考えて企画をしました。
もちろん、講師の身としては全部の範囲をしっかり勉強してほしいという気持ちが強いですが,時間的にも経済的に制約がある方は,ぜひ知識確認テスト(無料です)を受けてもらって,自分の苦手な個所=勉強すべき範囲を把握してもらえたら幸いです。
ITパスポート 講座ガイダンス&サンプル講義
▼講座ガイダンス
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記事の投稿者
中村 央理雄
株式会社キバンインターナショナルの取締役。代表取締役の西村とKiBANを創業しました。eラーニングの導入後の集合研修やLMSの導入サポートを担当しています。プログラム・デザイン・ネットワークなど、創業時は、いろんなことを経験しましたが、それらのノウハウを全部活かしてeラーニングの導入を支援しています。