JAXAのプレスリリースによると、地上観測データに「いぶき」による二酸化炭素の観測濃度データを加えることで、推定値に関する不確実性が従来よりも大幅に(地域によっては年平均値で最大で50%程度)低減され、二酸化炭素吸収排出量(正味収支)の推定の精度向上したことがわかったそうです。
特にこれまでは、南米・アフリカ・中近東・アジアなどの領域は地上観測点の空白域となっておりましたが、「いぶき」による二酸化炭素の観測濃度データを活用することにより、二酸化炭素収支推定値の不確実性が年平均値で最大50%程度減少しました。(「いぶき」は宇宙から温室効果ガスの観測を行い、地球全体の観測が可能です。なので、このような地上観測点が無い場所のデータ取得も可能です。)
これらの成果は、国際学会への発表などを通して、世界の関連分野の研究者による評価・確認を経るとともに、その結果をもとに、必要に応じてデータ処理プロセスの改良をはかり、その後、これらの二酸化炭吸収排出量(正味収支)プロダクト(注3)およびそれに基づく全球の二酸化炭素濃度3次元分布プロダクトの一般提供を行う予定との事です。
宇宙から見守る地球の息づかい-いぶきプロモーションムービー-
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CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura2011.11.05
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中村 央理雄
株式会社キバンインターナショナルの取締役。代表取締役の西村とKiBANを創業しました。eラーニングの導入後の集合研修やLMSの導入サポートを担当しています。プログラム・デザイン・ネットワークなど、創業時は、いろんなことを経験しましたが、それらのノウハウを全部活かしてeラーニングの導入を支援しています。