中小企業診断士 2次試験対策 スキルアップシリーズをスタートさせます。こんにちは。4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアム 総合プロデューサーの金高です。
4dan4.jpでは、Ustreamやeラーニングで2次試験対策をご提供していますが、本ホームページでもスキルアップをお手伝いしたいと思います。
第1回は、スキルアップ①真因遡及分析です。
ご存じのように、2次試験は与件文を読み、設問に対し論述で解答していきます。その際、事例企業の現象面の問題点だけではなく、その問題点の本質をつかむ必要があります。また、与件文全体から事例企業の根本的な問題点も把握しなければなりません。
現象面の問題点を深掘りしたり、事例企業全体の問題点を追求したりするフレームとして、真因遡及分析が有効です。2次試験攻略には真因遡及分析のフレーム活用は必須のスキルと言えます。
例えば、事例企業の売上高が長期にわたり減少しているのであれば、「なぜ、売上高が長期にわたり減少しているのか」を考える必要があります。
この「なぜ」を何度も何度も繰り返し行うことで、事例企業の本質的な問題点を明らかにすることができます。
そして、明らかにした本質的な問題点を解決するための課題設定に繋がり、最終的に事例全体が問おうとしている点に到着するのです。
逆に言うと、本質的な問題点を明らかにしなければ、抜本的な改革を提案することなど不可能だと考えて下さい。
下の図表は、学習ガイダンスでもお伝えした2008年組織・人事戦略事例(本試験)の真因遡及分析です。
今年の2次試験合格を目指している方、焦ることはありません。
過去問の与件文を読み、事例企業が直面している本質的な問題点を、「なぜ」を繰り返し考えてみて下さい。
その思考ロジックが身につけば、「事例が問うていること」が分かってきます。
是非とも、チャレンジしてみて下さい。
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CATEGORIES eラーニング, 資格by.a.takeuchi2011.08.18
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