教育ITソリューションEXPOで、神奈川大学の出展が面白かったので、ご紹介します。スタッフの人の説明によると、
サイコロ(正六面体:全ての面が同じ大きさ)を振った場合、各面が出る確率は1/6と考えられる。では、各面の大きさが異なる立体でサイコロを作ったらどうなるか・・・。これは、もちろん計算で求められるが、本当にそのような挙動になるか実際に検証できる機械で実験したら、学習者(高校生?)の興味を惹くことができ、意欲が増すのではないか、
という意図のようです。
実際に、各面の大きさが異なる立体で作ったサイコロ、サイドタ(さいどた)は、1と6の面が大きく、3と4の面が小さい、不思議なサイコロなのですが、面白かったのは、このサイコロを朝から晩まで一定の挙動でひたすら降り、出た目を測定する機械を作ったことです。いやー、計算式で求められた確率を実際に試したい、それは誰しも思うことかもしれませんが、実際に作ってみた、というところが凄いです。その模様を以下に掲載しましたので、ご覧ください。
会場では、既に1万回以上、サイコロを振り続けており、計算で求められたとおりの分布になっておりました。確率の授業の時も、こうやって実証してくれる機械が隣にあったら、確かに面白いかもしれませんね!
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CATEGORIES その他by.o.nakamura2011.07.09
記事の投稿者
中村 央理雄
株式会社キバンインターナショナルの取締役。代表取締役の西村とKiBANを創業しました。eラーニングの導入後の集合研修やLMSの導入サポートを担当しています。プログラム・デザイン・ネットワークなど、創業時は、いろんなことを経験しましたが、それらのノウハウを全部活かしてeラーニングの導入を支援しています。