eラーニング導入こぼれ話【eラーニングプロジェクトマネジメント】後編

毎週発行しているメールマガジン『eラーニング導入こぼれ話』バックナンバーを公開します。ソフトメーカーが明かす貴重な作成ノウハウですので、ぜひ、eラーニング教材作成にお役立て下さい。

キーワードは「コスト削減」と「教育効果」2010年10月21日発行

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eラーニング導入こぼれ話 Vol.0009

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「最高の学びをすべての人に!」

こんにちは!いつも大変お世話になっております、株式会社キバンインターナショナルの田中です。

今回は前回に引き続き、LectureMAKERの開発元であるダウルソフトが作成した『eラーニング プロジェクトマネジメント』を要約してお届けします。

これは社内で「eラーニング教材を作成しよう!」となったときに、クオリティの高い教材を、どう効率的に作成するか、という指針になるものです。

eラーニング先進国、韓国のソフトメーカーが明かす教材作成ノウハウですので、お役に立つこと請け合いです。

ぜひ、教材を自製する際にご活用ください。

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●今回のポイント

1.高機能教材作成ソフトLectureMAKERの無料セミナーを開催

2.eラーニングでよく聞く言葉「SCO」って何?

3.コンテンツ作成のキモ「ストーリーボード」とは?

4.教材のクオリティを高める2つのテスト

5.企業向けUstream活用講座を開催

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===(お知らせ)=====================

●高機能教材作成ソフトLectureMAKERのセミナー

『LectureMAKERを実際に触って教材を作成できるところまで面倒みるセミナー』を開催します。

オンラインならびに、オンサイトでもご参加頂くことが可能です。

ご参加は無料です。

体験版をご利用中の方、製品版をご購入者様を問わずご利用頂けますので大変お得です。

詳細は、以下のURLを御覧ください。

こちらのセミナーは http://10000.bz/elw2010/ よりユーザー登録、ログイン後『オンラインセミナー』→『第2回LectureMAKERハンズオンセミナー』よりご覧いただけます。

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【main contents】『eラーニング プロジェクトマネジメント』(後編)

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●eラーニングでよく聞く言葉「SCO」って何?

SCO(スコ)とは教育コンテンツ素材と練習問題の「集合体」です。例えば“ひとつのSCOを学習することで、ひとつの仕事のタスクを覚えられる”といった構成で作成します。ポイントはSCO単体で何度でも学習できるようにすること。すると学習目的を達成しやくすなります。

SCOはその会社の教育戦略に従って作成します。教育戦略の例としては、ストーリーベースの学習、ゲームベースの学習、そして、シナリオベースの学習などが挙げられます。

教育戦略の青写真となるドキュメントを作成しましょう。これによりeラーニングのコンテンツ、見た目、雰囲気、全体の学習デザインの特徴が示され、共有できるようになります。

●コンテンツ作成のキモ「ストーリーボード」とは?

いったん学習デザインを作成したら、コンテンツはデザインされたテンプレートに沿った形に加工してあげる必要があります。これは一般に「ストーリーボード」と呼ばれる手法です。

つまり、ストーリーボードを作成することにより、学習コンテンツ、プログラミングの概要、学習コース各ページの音声スクリプトなどを、学習デザインに沿ってドキュメント化することができます。

ストーリーボードができたら、社内の各コンテンツの専門家からフィードバックを集めましょう。専門家が合格点を出すまで、フィードバックに基づいた修正を繰り返し、ストーリーボードをより洗練させていきます。

●製作

フィードバックを繰り返し、ストーリーボードに関係者からゴーサインがでたら開発を開始します。

以下はeラーニング教材の一般的な製作工程です。

1.レコーディングに向けて、ナレーターと教材の音声スクリプトについて打ち合わせます。 実際にレコーディングを行う前に、この学習コースのステークホルダー全員にナレーターの声のクオリティ、トーン、ペースについて確認しておきます。

2.eラーニング教材の見た目やナビゲーションを、グラフィカルユーザーインターフェイスとして実際に作成しましょう。ここでも、実際にeラーニング教材作成に入る前に関係者全員の承認を取り付けておく必要があります。

3.eラーニング教材で使用するイメージやアニメーション、キャラクターなどの素材を作成しましょう。

4.eラーニング教材の作成担当者は、ここまでで承認された素材、ナレーターの音声、レイアウトイメージをオーサリングツールを使用してまとめあげます。

5.次に、クオリティを高める作業を行います。教材が完成したら、eラーニング教材の完成度を測るためのテストを作成しましょう。通常、テストはアルファ、ベータの2段階を作成します。

アルファテストでは、全てのバグやミスを開発チームにより発見・修正するようにします。アルファテストには通常、1名以上の人員が割り当てられます。

アルファテストを実施し修正を行った後は、教材はステークホルダーによって検証されます。これがベータデストで、eラーニング教材を完成させるためには欠かせないステップです。

ベータテストで問題がなければ教材は完成です。

6.配布

完成した教材はプロジェクトで定めた方法に従って、すでに運用しているLMS(ラーニングマネジメントシステム)やwebサイトにアップロードしたりCD-ROMなどで配布します。

●結論

他のプロジェクトをマネジメントするのと同じように、教材作成をスムーズに運営するには、洗練されたスケジュールやマネジメントツールが必要不可欠です。eラーニング教材開発のワークフローを理解することにより、教材作成のどの段階においても、不必要な作業のやり直しなおしを未然に防ぐことが出来き、スムーズに運営することができます。

やはり良い教材を作成するには、それに適したツールが必要ということですね。

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eラーニング先進国、韓国オンライン大学で採用の高機能教材作成
『LectureMAKER』・・・99,750円(税込)

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30日間無料お試しダウンロードはこちらからどうぞ。
http://lecturemaker.jp/?arigatou20101019

今回の動画は以下から

http://10000.bz/elw2010/ より

「eラーニング導入こぼれ話」→「【第9回】講義:【eラーニング プロジェクトマネジメント 後編】」をクリックでご覧頂けます。

===(お知らせ)=====================

【セミナー】実践!企業向けUstream活用講座

知識編・技術編」を開催/2010年11月12日、26日

今回のセミナーでは、「知識編」と「技術編」の二回にわけて、「知識編」では企業広報の業界事情に詳しいビーンスター株式会社代表取締役の鶴野氏、アイティメディア株式会社取締役の工藤氏をお招きしてUstreamの特徴、Ustream事例、企画についてお話いただきます。

また、「技術編」では自社内にUstream配信スタジオを持ち、毎日Ustreamの実験放送を行っている株式会社キバンインターナショナルの長谷川と、TOKYO MXディレクターの粟野氏より、機材基本知識と、トラブル対応の実践を行ないます。

また、今回のセミナーに参加するための稟議書もダウンロードできますので、ぜひご利用ください。

詳しいご案内、お申し込みは以下のページからお願いします。

http://ustreamer.jp/?p=2256

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━━(編集後記)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

おかげさまでパンダスタジオが人気です。

●eラーニング教材作成もできるUstreamレンタルスタジオ
【PANDA STUDIO】オープンしました!

パンダスタジオは私たち株式会社キバンインターナショナル本社(東京・千代田区)にある、eラーニング教材作成、Ustream配信、動画コンテンツ制作ができるレンタルスタジオです。

スタジオのご利用スケジュール表をWebで公開したところ、おかげさまで大変な反響を頂きまして、すでにかなり埋まっております。本当にありがとうございます。

●パンダスタジオご利用スケジュール表・予約申し込み

http://pandastudio.tv/?page_id=13?arigatou20101019
白と黒の2つのスタジオがあることからパンダスタジオと名づけられましたこのスタジオ。

先日ご利用頂いた方にも「すごくオシャレだし、今までで一番使いやすい」とおっしゃって頂く事ができました。本当にうれしい限りです。スタジオのデザインはこちらこらご覧頂く事ができます。
http://pandastudio.tv/?arigatou20101019

パンダスタジオにご来場頂いた方は本当に楽しそうにして頂いていますので、運営する私たちも本当にうれしい限りです。

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今後も役立つコンテンツを公開して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

Facebookページもよろしくお願いします

CATEGORIES メールマガジンバックナンバーby.a.takeuchi2 Comments2010.10.28
記事の投稿者
a.takeuchi a

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    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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