「Smart-Learningの意味と展望」について
皆さん、こんにちは。株式会社キバンインターナショナルの蔡(チェ)です。先月、韓国eラーニング大学院の最終結果の発表により、今年からまた、院生となってしまいました。(なりました。笑い) 韓国は3月から学期が始まるので、まだ早いですが、早速、来週に、第一回目のセミナー開かれるので、その内容を少し、皆さんにご紹介したいと思います。今回のセミナーは、以下の2つのセミナと新入生の科目紹介と登録となります。
【特別講演-01】
タイトル:「Smart-Learningの意味と展望」について
演説者:郭・ドックフン (EBS 社長)
郭・ドックフン 韓国教育放送公使(EBS) 社長についてですが、先月13日、韓国eラーニング産業協会の主催で開かれたSmart-Learning Koreaのセミナーで、「Smart-Learningの意味と展望」という主題で発表を行いましてその際に、「韓国型Smart-Learningの世界標準を作って行かなければなりません。」と述べました。
郭社長は、この日、スマートコリア、スマートソサエティー、スマートワーク、スマートラーニングなどのキーワードが氾濫する社会で、これを実質的な活用する能力が何より重要だと強調しました。彼は、EBSが推進している教育デジタル資源銀行(EDRB) も、Smart-Learningの事例として紹介しました。
また、EDRB(教育デジタル資源銀行)は、一度製作した教育デジタル資源を多様な方途で活用することができるシステムですが、彼は、「今日は、コンテンツを持って交渉する時代だ」と言いながらこのようなデジタルアーカイビング作業を通じて窮極的には、KDRB(Korean Digital Resource Bank) 構築を導くという抱負も伝えました。今回の郭社長の講演は、次回、詳しくご紹介します。
【特別講演-02】
タイトル::A New Way for eLearning : Going Social
演説者:林・ゴル (高麗大 教授)
林・ゴル高麗大研究教授(教育学)は、去年、1学期に本の代わりに、Smart Phoneを配ってスマートフォンのモバイル特性を活用し、授業を進行しました。 林研究教授の講義科目は、「遠隔教育活用とは」。まさに、授業内容と授業方式がまともに会った事例でした。
林研究教授はこの授業のために一 IT会社と研究協約を結んで学生たちに無償でSmart Phoneを配りました。彼は、学生たちと疏通して討論するためにツイッター、エムエントック、スプリングノート、フォーラムスープなどのアプリケーションを活用しました。(以下、授業の写真です)
あまり長いと来週行ってきて紹介する内容がなくなりますので、ここまでにして、次の「新入生が受けられる科目」についてお話をします。
【新入生が受ける科目】
eラーニング概論(Introduction to e-Learning)
本教科の講義目標は、eラーニング学科で学習しなければならない主な主題を包括的に扱う内容で、eラーニング学の主な課題が何か、その分野でどんな論議が進行されているかについて、各主題別に、各専門家が協力教授として講義にも参加し、偏重されない視覚を持って多様な側面を学ぶようです。
担当教授である現 KERIS院長、郭・ドックフン 教授と James Taylor(USQ)、Colin Latchem(専門eラーニング設計者)、チャ・ゼヒョック(漢陽大)、ハン・テイン(KGIT)、Christian M. Stracke(Duisburg-Essen大)、ソン・ジンゴン(放送通信大学)、K Nakabayashi(NIME) 教授が参加教授です。
eラーニング研究方法論(e-Learning Research Methodology)
本教科の講義目標は、eラーニング学科で要求する研究能力を涵養することです。すなわち、見た講義を通じて学生は論文の理解と分析能力はもちろん、学生の独立的研究のくせに対して企画・設計・遂行・表現などの能力を獲得することにします。特に、インターネット講義と竝行して進行される Term Project(これが自分にどのぐらいネックとなるかすごーく心配ですな)を学生自ら遂行することで、このような能力を得ることができます。
担当教授は、ソン・ジンゴン教授とイ・テリム(放送大)、ゾン・ヤンシック(円光大)、チャ・ゼヒョック(漢陽大) 教授が参加教授です。
【Smart-Learningの近況】について
最後に、韓国では、去年、活発なSmart-Learningに関する動きがありました。SKテレコム(代表ゾン・マンワン)氏は、世宗路にある政府総合庁舍で教育科学技術部、SAMSUNG電子と共に「障害学生スマートランニング(Smart-Learning) 支援のための了解覚書」を締結したと 29日(2010.11.29)明らかにしました。
SKテレコムは、教育プラットホーム開発経験を土台に多様な障害類型別学習を支援することができる「eラーニング教育プラットホーム」と「アプリケーション」を開発し、クラウドコンピュータサーバーを通じてSmart-Learningサービスを提供します。
また、SAMSUNG電子は、GALAXY (ギャラクシー)タップに障害学生の円滑な授業録画のために外装カメラとマイクを搭載するなど、障害学生を考慮した補助器機とインターフェースを開発・支援する予定だそうです。今度締結された障害学生対象Smart-Learningサービスのサポート事業は、今後、3年間に3段階にわたって施行される予定です。
教科部は、先に今年、5月から病院に入院している学生や在宅障害学生、大学に在学中の約 3千名の障害学生を対象とし、GALAXY (ギャラクシー)タップを基盤としたSmart-Learningサービスを提供します。
また、2012年からはサービス提供対象を中・高等学生まで拡大する一方、専攻・教養書物を含めた大学教材を電子本(e-Book)で提供する計画です。引き続き 2013年には、多くの大学の講義映像を盛った「映像講義銀行(Bank)」を構築し、学生たちが他の大学の優秀講義の映像などを学習することができるようにして、これを通じて取得した単位を他の学校でも認めるようにするなど障害学生の学習圏保障のための多様な方案を徐々に拡大して行く計画を発表しました。
ゾン・マンワン SKテレコム社長は、「その間十分な教育機会を受けにくかった障害学生たちにSmart-Learningサービスを提供することで、学生たちの学習圏が大きく向上することができる」と言いながら「今後とも幸せな社会を作るために多様な努力を傾けて行く計画」と明らかにしました。
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