ビジネス配信に不可欠な配信ソフトWirecast4について、実のところ今まで気にしないできたことがあります。
それが、音響などの出力レベルです。
先日、とある配信で音響担当の方から、「ラインレベルはいくつで渡したらいいですか?」と聞かれて困惑しました。
あわてて調べてみると、ラインレベルなどはアナログ機器であれば合わせる必要があるものの、ソフトウェアなどで行う場合は自動的に調整されるようです。
Wirecastのフォーラムの内容を紹介します。
質問
If I use a balanced +4db line level input and switch to an unbalanced -10db input which one will give be proper meter readings? Where is 0db on the meter?
もし(Wirecastに) バランスされた+4db ラインレベル入力をしており、その後にアンバランスの-10db入力に切り替えたときにはメータはどう読み取ったらいいですか?
どこがメーターの0dbですか?
スタッフからの回答
If you grab the fader dot you’ll see the db setting appear. The reason why you don’t see the numbers otherwise is because the meter interface may change if you resize the preview window. If you were to test in FMLE you’d find the meters are similarly calibrated. There’s always a bit of challenge when comparing digital meters to analog and you’ll find many programs don’t allow beyond digital zero. I think the exact calibration should be explained in the manual.
(ワイアキャストのオーディオメーターの)フェーダードットをつかむと、その際に dbセッティングが表示されます。通常表示されない理由は、プレビューウィンドウの大きさを変えてしまうと値が変わってしまうからです。(アドビの)FMLEを使っている場合にも同じような状態になっています。デジタルメーターとアナログメーターを比較する際にはいつも難しい問題を抱えており、さらに多くのプログラムではデジタルゼロを超えられないということもあります。正確な計算方法はマニュアルの中にあるでしょう。
ということになっているようです。
ただし、例えば0 dbと+4 dbではWirecastで受けた場合の音量は違います。
また体感ですが、ミキサーなどから入力をするとWirecast の段階で多少音量を減らすように動いているようです。