平成28年度権利関係テキストP17~18
錯誤
錯誤とは、勘違いのこと。
要素の錯誤による意思表示:無効
※表意者Aに重大な過失があった場合は、その無効を主張することができない。
※要素の錯誤による無効は、善意の第三者に対抗することができる。
無効主張
表意者Aが無効を主張せず、かつ、その意思がない場合、
相手方Bや第三者が無効を主張することはできない。
動機の錯誤
動機が相手方Bに表示されない場合は無効とはならない。
動機が相手方Bに明示的または黙示的に表示された場合には要素の錯誤となり、表意者Aは無効を主張することができる。
用語
要素の錯誤→契約において重大な部分に錯誤がある場合
重大な過失→落ち度の大きな過失
動機の錯誤→意思表示を形成する動機に生じた錯誤
例)表意者Aが、近くに地下鉄の駅ができるものと誤信して、相手方Bから土地を買い受けた。
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