本日は、てんコロ. 気象予報士講座の第8章 大規模な大気の運動 2.南北方向の大気の流れ から「熱帯収束帯」「亜熱帯高圧帯」です。
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「熱帯収束帯 」
赤道付近で、北東貿易風と南東貿易風が北緯5~10°あたりで収束して形成される収束帯を熱帯収束帯と言います。
湿った空気が収束しているため、ここでは年中雲が発生・ 消滅を繰り返しています。
そこで成長した雲の中で、渦を巻くようになると熱帯低気圧に なるのです。
「亜熱帯高圧帯」
亜熱帯収束帯は、ハドレー循環の下降流域に位置しており、下降気流に伴う断熱圧縮で空気は昇温し、熱く乾燥した空気を持つ高気圧を作りだします。夏になると日本付近に勢力を拡大してくる「太平洋高気圧」は亜熱帯高圧帯が海上にできたものに由来します。
太平洋高気圧の縁辺流が日本付近に、非常に暖かく湿った空気をもたらしますが、
元々 乾燥した空気だったのが、海上を吹き渡るうちに湿った空気になったものです。
乾燥した 熱い空気なので、熱帯高圧帯が陸上にできると、そこは砂漠になってしまいます。砂漠と言うと、熱い赤道付近にできるイメージがありますが、実は緯度20~30°付近にでき やすいのです。
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