中小企業診断士 4dan4.jpワンポイントアドバイス「考えることの重要性」をお伝えします。
こんにちは。4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアムの金高です。
今日のワンポイントアドバイスは、2次試験対策の学習において重要な「考えること」についてお伝えします。
ご存じの通り、2次試験は約2000字の与件文を読み、当該事例企業の問題点や方向性を考え、
5設問から7設問の問いに対し、それぞれ100字前後の短文記述で解答する試験です。
2次試験の合格要素は、①正確な与件情報の把握、②思考の深さ(考えること)、③分かりやすい文章、の3つです。
合格するためには、3つの要素を高めるための学習が必要です。
この時期は、正解にこだわる必要がないので、それぞれのスキルアップをじっくりと行うことが出来ます。
3つの合格要素の中で、思考の深さ(考えること)は特に訓練が必要となります。
思考の深さを訓練するためには、過去問1事例毎に十分時間を取って、事例全体を考えながらまとめることが有効です。
この時期に、過去問を80分で解く学習はあまり意味を持ちません。
80分で解く学習法では、受験機関の模範解答を覚えてしまい、ある程度の解答を自分で書くことが出来てしまうからです。
そうすると、与件文や設問文を読んで考える癖はほとんどつかなくなります。
過去問学習では、受験機関の模範解答はほとんど見ないことです。
与件文の丸写しで模範解答を作っている受験機関もあります。
そんな模範解答で学習したら、それこそ、2次試験の合格要素の一つである「考えること」が欠落してしまいます。
「考えることを繰り返す」、その繰り返しが2次試験の合格への道となります。
今の時期だから出来る学習法です。
1年に4事例の過去問があります。
5年分だと20事例、1事例を最低2回でも自分なりに考えまとめると40事例分の自分なりのまとめシートが出来上がります。
1日に1事例を考えまとめると、40日間で出来る学習法です。
考えながらまとめるフォーマットはどんなものでも構いません。
参考に4dan4.jpの戦略ストーリー策定シートPDFを添付しておきます。
合格目指して頑張って下さい。
戦略ストーリー策定シートPDFダウンロード
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