タグ別アーカイブ: 商標法

中小企業診断士 学習に役立つ最新ニュースのご紹介です。
こんにちは。4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアム 総合プロデューサーの金高です。
 
 
「消費者庁がロゴを修正」
 
 
消費者庁のロゴマークが、書誌データベースの商標権「ワールドキャット」と似ているとのことで、クレームが出ました。↓
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110713-00000061-mai-soci
 
 
商標権の問題とすれば、本来は商品・役務分類が異なるので、商標法上は問題にならないはずです。
しかし、消費者庁という影響力などを考慮すると、修正した方がいいとの判断となりました。
 
これを知財関連法律で論理づけすると、
色などを含めて似ているとのことで、不正競争防止法の「著名表示冒用行為」が最も近いと思われます。
 
周知表示混同惹起行為については、おそらく消費者庁と「ワールドキャット」の出所混同はないと思われます。
 
 
中小企業診断士1次試験試験も最終コーナーを回ったところです。
焦らず、身近なテーマと試験科目テーマを結び付け、気楽に最終確認できるようにしましょう。
頑張ってください。
 
 

 
 
Ustreamによる1次試験直前対策も順調に準備が進んでいます。
7月25日月曜日 21時スタートです。
こちらも期待してください。よろしくお願いします。
 
 
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みなさん、こんにちわ。 4dan4.jp 総合プロデューサーの金高です。
今日の学習に役立つニュースは、「サンリオとメルシス社(オランダ)が和解」です。
 
サンリオのキャラクター「キャシー」とメルシス社(オランダ)のキャラクター「ミッフィー」とが
商標権と著作権の侵害として係争していましたが、和解しました。
 
 

 
 
このニュースでポイントとなるのは、「商標権と著作権で係争」です。
経営法務で学習したことを思い出してください。
商標権と著作権は、全く性格が違いますね。
 
商標権は、商標公報が公開されますので、結果として似ていたら侵害になります。
しかし、著作権は創作的に表現された、つまり、オリジナルであれば似ていても侵害にはなりません。
著作権の侵害は、相手の著作物を利用(模倣)したことが立証されなければいけません。
 
 
この事件は、商標侵害は単に「両者が似ているか否か」を争い、
著作権は「模倣したか否か」を争っていたと思われます。
 
結果的には、係争に要する費用を東日本大震災の復興に当てるということで、両社合意したそうです。
両社の国境を越えた英断に拍手を送りたいと追います。
 
 
中小企業診断士試験を受験される方は、英断に感心するだけでなく、
商標法と著作権法の侵害係争の手続きの違いを、両者の権利の違いとともに、良く理解しておいてください。
 
 
株式会社サンリオ公式発表
 
 
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