【問34】医薬品の副作用について~2章人体の働きと医薬品
↑アフロ先生アシスタントによる動画解説
問題34
全身的に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1
つ選びなさい。
a 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等
の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態で
ある。
b ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する遅延型のアレルギー反応の
一種である。
c 偽アルドステロン症は、医薬品と食品との相互作用で起きることがある。
d 医薬品の使用が原因で血液中の血小板が減少し、鼻血、歯ぐきからの出血、手足
の青あざ(紫斑)等の症状が現れることがある。
a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 正
4 誤 正 正 正
5 誤 誤 誤 正
【問34】アフロ先生アシスタントの解答解説はこちら
「正解:3」
【問題34の詳しい解説】
a 正。
ここでは、SJSとTENの違いがわからなくてはなりません。
『皮膚粘膜眼症候群(スティーブンズ・ジョンソン症候群)』・・・
38度の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷用の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうち全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態
『中毒性表皮壊死融解症(TEN)』・・・
38度以上の高熱を伴って広範囲の皮膚に発赤が生じ、全身の10%以上に火傷様の水泡、皮膚の剥離、びらん等が認められ、かつ、口唇の発赤・びらん、眼の充血等の症状を伴う病態
ポイントは、「SJSがひどくなったらTENになる」と言う事です。
b 誤。遅延型 ではなく、即時型 が正解。
c 正。
偽アルドステロン症の副作用を引き起こす有名な薬剤は「カンゾウ」。カンゾウはお茶などにも含まれることがあり、医薬品と食品の相互作用が起こることがある。
d 正。
血小板が凝固の働きをしていると言う事がわかれば、正しい答えだとイメージしやすいですね。
(※参考 手引きP46~48)
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