私たちは、メール、プロジェクト管理ソフト、見積書、請求書発行システム、ファイルサーバーなど、多くの業務アプリを、ASPサービス、Webブラウザで動作するものに切り替えてきました。社内で利用しているASPについては、ITを徹底活用した経営の効率化(http://elearning.co.jp/?page_id=1106)で公開しています。
とうとう会計ソフトもSaaS、ASP型に切り替えましたので、紹介します。ネットde会計(http://www.netdekaikei.jp/)というサービスです。
最後の最後になったのは会計ソフトです。今まではEPSONの会計ソフト(財務応援)というシリーズを使っていたのですが、インターフェイスが一昔前のオフコンのような操作体系で、Webアプリになれた私たちには、慣れの問題もあってか、操作は苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
また、財務・税務を見ていただいている会計士の先生とのやりとりも、決してスムースとはいえないものでした。今回は会計事務所にお願いして私たちの要望を優先させていただく形になったのですが、非常に軽快で、操作もわかりやすく非常に便利になったと思います。(IEのみで、FireFox、Safariが使えないのは残念ですが)
ネットde会計を選択し導入に至った理由
- 東京、北海道研究所の両拠点で利用できること。
(ローカルにインストールするタイプは没。ASP・SaaS型で探しました。) - ブラウザ上で動作して、アプリケーションのインストールが不要であること。
- 複数のアカウントが発行して、複数名で利用できること。
(東京、北海道、会計事務所の3カ所で利用する予定があった。) - 月額が5,000円以下であること。
(会計ソフトの年間保守代金が5万円程度であるという理由から) - アカウントごとに権限が設定できること。
- 複数拠点ごとに、原価、売上げ管理ができること。
- 発売後、一定期間経過していること。(2年以上)
- サポートの対応が良いこと。(電話窓口があること)
- 障害情報が公開されていること。
- SSLによるセキュアーな通信が可能なこと。
- 税制改正にきちんと対応ができていること。していく予定があること。