上部と下部にドラムを設け、多数の水管でつないだ構造になっています。
水管のまわりを燃焼ガスであたためることにより蒸気を発生させます。国産ボイラーでは、ロ号艦本缶や宮原式ボイラーが有名どころでしょうか。丸ボイラーと比べて、効率が良いのが特徴です。
もちろん、メリットだけでなくデメリットも有ります。
広島の大和ミュージアムには、「金剛」搭載のヤーロー式ボイラーが展示されており、建築設備技術遺産認定だそうです。ボイラー好きの方は是非立ち寄ってみると良いかと思います。
http://www.yamato-museum.com/topics/information/2012/06/post-42.html