サイバー大学として有名なハンヤン大学。韓国でも5本の指に入るほどの名門校を見学させて頂きました。ソウル市内でありながら、広大な敷地に、学部が20以上もあるといいます。実際、歩くだけでかなり大変でした。
オンライン受講のみで単位を撮ることが可能で、費用は通学の1/4の約500万ウォンという安さ。これでも、数年前と比較すると、国からの補助がなくなり受講生負担は増えているようです。本人認証はどうしているのかと伺ったところ、韓国では国民ひとりひとりにID番号があり、それを認識できる、1一人にひとつだけのドングルのようなものを使用している模様です。
パンダスタジオと同様、クロマキー主体で撮っている講義もあれば、IT講義に慣れない先生の為に、従来型の黒板を使用する場合もあるそうです。大学なので、機材はなるべく安くあげる工夫をしている、また、撮り終えた講義は専門のスタッフで編集しているそうで、この辺は、TriCasterなどの業務用機材を導入しているパンダスタジオとは異なる部分でした。
講師は学内だけでなく、必要であれば外部の講師にお願いするとのこと。必ずしも教授に限らず、コックさんであったり、ホテルマンであったり、実務をしている方を講師として招くことがあるというのが面白いところです。