2010年末以降に発売される携帯電話は、Simロックが解除されることになりそうだ。Simロックが解除されることで、利用できる端末が、キャリア(通信事業者)に依存しなくなります。現時点では、日本国内で購入したiPhoneは、ソフトバンクの通信網を使わざるを得ません。Simロックが解除されると、DoCoMoやE-Mobileの回線で使えるようになるだけでなく(AUは通信方式が違うので直ぐには対応できない)、海外で現地のSimカードを使えるようになるというメリットもあります。
総務省は27日、携帯電話端末を、通信契約した携帯電話会社経由でしか使えないようにしている「SIMロック」について、解除するよう携帯電話会社に求める方針を固めた。
2010年末から発売される次世代携帯電話の端末を対象とし、法制化による義務付けも検討する。利用者が、端末と携帯電話会社を自由に組み合わせて選べるようになる見通しだ。
通常の携帯電話の端末には、電話番号や契約内容などが記録された「SIMカード」が差し込まれており、海外ではSIMカードを取り外して差し替えれば、どこの会社の端末でも使えるのが一般的だ。
日本では、端末は特定の携帯電話会社向けに作られており、別の会社向けの端末を使うには通信契約も切り替えなければならない。SIMカードを他社向けの端末では使えないようにするSIMロックがかけられているためだ。
引用元: 携帯端末、全社対応型に 「SIMロック」解除要請へ