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【質問】
東西流型は中緯度帯の高度帯の高度差が大きく、南北流型は高度差が小さくなる理由が分かりません。高度差が大きくなれば、気圧傾度が大きくなるので、南北に寒暖差が大きくなるような気がします。ご教授お願いします。
【佐々木先生の解答】
東西流型はまさにおっしゃる通り,南北の温度傾度が大きくなり,高度差が大きくなります.高度差が大きくなりますので,
そこが強風帯となり,北に寒気・南に暖気という状態が維持され易く,寒気は南に南下しにくくなります。
逆に,南北の温度差が小さいと偏西風はあまり強い風にならず,蛇行しやすいため,寒気が南下しやすくなります。
大気は,バランスが悪くなったからといって,いつでもすぐに解消するというわけではありません。
上空ほど風が強い状況が強くなって臨界点を突破すると,大きく蛇行し始めるということもあります。
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CATEGORIES eラーニングby.a.takeuchi2017.09.15
記事の投稿者
a.takeuchi a