問題29:遺言信託【CFP相続要点解説】

CFP相続・事業承継設計 精選問題講座講師、FPサテライトの町田です。

講座のポイントや補足、CFP試験について解説します。

今回は、問題29遺言信託についてです。

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遺言および成年後見制度等に関する以下の設問について、それぞれの答えを1~4の中から1つ選んでください。

(問題29)
信託法第3条第2号に規定する遺言信託に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.遺言信託は、委託者が受託者に対して財産の譲渡等を行い、受託者が受益者のために一定の目的に従い財産の管理・処分等をすべき旨の遺言を委託者がすることによって行う。

2.遺言信託は、遺言書を作成した時点では効力が発生せず、遺言者の死亡によってその効力を生じるが、信託行為に停止条件が付されているときは、その条件が成就したときに効力を生じる。

3.遺言信託に係る遺言に受託者の指定があるときは、利害関係人は、受託者として指定された者に対し、相当の期間を定めて、その期間内に信託の引受けをするか否かの確答を催告することができる。

4.遺言信託に係る遺言に受託者の指定がないときは、利害関係人は、その全員が合意することにより、受託者を選任することができる。

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遺言信託の問題は、出題頻度は非常に低いです。
本試験では出題頻度が低く、他の受験生も正答率が低い問題はパスして他の問題に時間を割くことが必要なので、いわゆる捨て問の参考として掲載しました。
問2は出題範囲が広いので、見慣れない問題が出題されても、落ち着いて次の問題へ進みましょう。

本問の解説は省略します。
CFP相続・事業承継設計 精選問題講座では、簡単な解説と、肢2に出てくる「停止条件」についてお話しています。

問題29の正答

4.

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記事の投稿者
町田 萌
学生時代にキバンインターナショナルでアルバイトをしていました。講座を活用してCFP、宅建、証券外務員の資格を取得。

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