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天気図の見方、最初は戸惑う方が多いようです。学科の勉強を一通り終えても、天気図を目の前にして何時間も見るだけだったというお話を聞きます。
そういう時も、佐々木恭子先生に質問することができます。毎回丁寧に、時には色々な方と論議されてから回答していただいたりしています。
今回は題名にある質問への回答のご紹介です。
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台風は陸上に比べると観測点の少ない海上に居ることが多い擾乱です。
途切れることなく連続的に観測できるツールは衛星画像です。
衛星画像において積乱雲の組織化が見られたら,その雲システムの循環の中心を台風の中心位置として解析します。
台風の眼がパッチリするほど発達してくれば,高い精度で中心位置を解析することができます。
発生したばかりの時点など,まだ眼が不明瞭な時には雲の連続画像から,特に下層雲の循環に注目して中心位置を解析しますが,
やはりかなり精度は悪くなる場合があります.また,夜間は赤外画像しかなく,下層雲をハッキリと捉えることができないため,
やはり精度が悪くなります。中心位置を割り出すのも,なかなか大変な作業です。
このようなある程度のズレを考慮して,
台風の中心位置は「FAIR」「GOOD」「POOR」の3段階で中心位置の精度に関する情報も付記されています。
その他,台風の中心気圧や中心付近の最大風速も,やはり衛星画像を使って(ドボラック法という手法を使って)解析されます。
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いかがでしたでしょうか。
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CATEGORIES eラーニング, 資格by.a.takeuchi2017.06.09
記事の投稿者
a.takeuchi a