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こんにちは。キバンインターナショナル武内です。
本日の用語チェックは、なぜ風は吹くのか、大気力学の続きで「傾度風」です。図だと分かりやすいですね。
「傾度風」
等圧線が曲率を持つ場合、気圧傾度力 とコリオリ力の他に、もう一つ別の力「遠心力」とのバランスを加味しなければなりません。
図のように、高圧部が内側になる場合、傾度風は右回りに吹きます。これを「高気圧性傾度風」と言います。
逆に、低圧部が内側になる場合は、左回りに風が吹きます。これが「低気圧性傾度風」です。
高気圧性傾度風は、気圧傾度力はカーブの外向きにかかり、 コリオリ力は風に対して直角右向きにかかりますから、気圧傾度力と正反対に円の中心に 向かってかかります。
そして、遠心力はつねに円の外側に向かってかかります。
つまり、 高気圧性傾度風は「コリオリ力」が「気圧傾度力と遠心力の和」と釣り合って吹いているということです。
低気圧性傾度風でも、遠心力は同様に外向きにかかります。
したがって、 低気圧性傾度風は「コリオリ力と遠心力の和」が「気圧傾度力」と釣り合って吹いている ということです。
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CATEGORIES eラーニング, 資格by.a.takeuchi2017.03.31
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a.takeuchi a