自分が何を学び、何を学んでいるのか、そしてどんな資格を取得したのか・・・。そういった情報を集約するシステムを、eポートフォリオシステムといいます。
キバンインターナショナルではSmartBrainを提供というLMSを提供していますが、こちらは学習管理システムで、eラーニング教材を学習者に対して提供し学習状況を管理するシステムです。
これに対してeポートフォリオシステムとは、今まで自分がどこまで勉強してきたかをデジタルで「記録」するためのシステムです。
オープンソースの世界では、”Mahara“というオープンソースソフトウェアが有名です。今回は、”Mahara”についてご紹介したいと思います。
Maharaとは
Maharaとは、eポートフォリオシステムで、PHPで作られています。またデータベースはMySQL,PostgreSQLを使用することが出来ます。
Maharaでは、自分自身のプロフィールから経歴などを登録することが出来ます。そしてこれらの情報をユーザー間で交換することが可能です。
まずは自分の情報を登録していきます。画面は英語になっていますが、これはMahara公式サイトにあるデモ版のためです。
自分の情報を登録
次に、自分の画面を作ります。しかし、簡単操作で作ることが出来ます。上にあるパーツをドラッグアンドドロップで配置を決めることができるので、簡単です。
画像をアップロード
色々決めて行くうちに、自分のページが完成しました。
このように、自分のページを作ることが可能
また特筆すべき点としては、Moodleと認証で連携出来る点です。
Moodleには、「Moodleネットワーク認証」といって、簡単に説明しますと、Moodle同士でユーザー情報を交換することが可能なのですが、Maharaはこの機能を使ったSSO(シングルサインオン)機能を実装しています。つまり、MoodleのようなLMSと連携をとることが可能という訳です。
今回記事で使用したMaharaは英語になっていますが、現在日本語ローカライズもされており、日本語でも利用出来るようになっています。
今回はMaharaを紹介しましたが、今後様々なeポートフォリオシステムにも注目していきたいと思っています。
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記事の投稿者
a.takeuchi a