キバンインターナショナルは今週いっぱい自宅勤務です。PC・,iPhone・,Skypeなどを駆使して情報共有、伝達、報告を逐次行い業務を行っております。
数百年に一度かといわれる巨大地震、そして巨大津波、そして追い討ちをかけるように原発事故、被災地の人達を思うと心が痛みます。 自宅におりますと心配でTVに噛り付きになりますが、原発の報道は、官邸、東電、安全保安院の会見、そして専門の先生方が出ずっぱりのコメント、評価もいろいろで、情報の取捨選択で混乱してます。
そして本日,『使用済み燃料が、共有プールにあと6,400本あることがわかる!』との報道がありました。敢えてパニックを回避するために情報公開を控えていたと思いますが、悪い材料の報告の積み重ねは被災地の人達の不安を募らせるばかりだと思います。
『知りたいこと』を集約し噛み砕いて『知らせたいこと』を伝えることは難しいことです。私なりに感じたことですが、伝えることで重要なことは ① 情報伝達の一元化、②事象の概要を良い材料、悪い材料とも隈なく伝える、③わかりやすい言葉で伝える、ことでしょうか。
評論家みたいで恐縮ですが、早くから内閣、保安院、東電の共同会見ができなかったのか悔やまれます。パニックを起こさない程度の悪い材料は、善後策を同時に開示しておればむしろ信頼性に繋がるのではないでしょうか。
私たちも肝に銘じなくてはならないこと、『わかりやすい言葉で伝える』、大事で難しいことです。これは『わかっているはず』『知ってるはず』からくるコミュニケーション阻害であり、今回も技術陣、あるいは大学の先生がコメントしている言葉が理解できているだろうか?と思います。ITの世界でも本人は当たり前に使っている言葉は、おそらく一般人にとっては他国語でしょう。
『最高の学びをすべての人に』eラーニングの専門企業、キバンインターナショナルの理念、ミッションのエンジンはこんなところにあるのかと感じました。
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CATEGORIES eラーニングby.k.kisai2011.03.18
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記事の投稿者
木済 賢治
慶應義塾大学卒業後、、5年間の銀行員生活を経て大手人材開発会社に25年勤務、主に経営企画、人材開発、人材ビジネス関連の新規事業開発に従事。
現在は株式会社キバンインターナショナルにおいて、eラーニング、Ustreamをベースとした、教育コンテンツのプロデュース、キラーコンテンツを持つ人材の発掘に携わっている。
趣味はジャズピアノの弾き語り