ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方
を読みました。
その中に、
「日本人は年間1828時間働くのに対して、フランス人は1346時間1828時間から1346時間を引くと482時間、1週間の労働を40時間とすると、フランス人の労働時間は日本人に比べて年に12週間、つまり3ヶ月分も少ないことになる。」
とありました。
「欧米人のバカンスって、どうしてそんなに長いんだろう」
これは多くの日本人が1度は思った事がある疑問だと思います。
フランス人の労働時間が3ヶ月も短いということは、日本人の75%しか働いていないということです。
日本でもトヨタのカイゼンなどが有名ですが、どのようにしてフランス人は先進国として成り立つだけの生産性を保っているのでしょうか。
その肝心のところが書かれていないのが残念でしたが、この本は世界経済の概要が解説されており非常に勉強になりました。
日本は単一民族国家であり、多少の地域差はあるものの、多民族国家ほどには文化がバラバラではありません。
その点については、国家的に事を成す際に、多民族国家と比べて意思統一に非常にアドバンテージがあるはずなのですが、ずっと住んでいると特にそういったことも意識できません。
こういった本を読むなどして世界を意識していくことは大切だと感じました。
おすすめですのでぜひ読んでみてください。
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CATEGORIES 書籍・本by.a.takeuchi2010.10.25
記事の投稿者
a.takeuchi a