ここ最近、iPad等、Flashを利用することが出来ない端末向けにHTML5が活用されています。
数日前からは、「ニコニコ動画」でiPad向けにHTML5動画プレイヤーの提供が始まりました。
またYoutubeでは1月からHTML5動画プレイヤーが実験的に提供されています。
Android端末ではVersion2.1からFlash対応しているのですが、iPad,iPhoneではFlash対応は残念ながらされていませんし、将来的にも対応されない模様です。
そもそもHTML5とは、HTMLの次のバージョンで、Videoタグ(<video>)等マルチメディアタグが追加されています。
先ほど紹介した動画プレイヤーではVideoタグが使われており、プレーヤー全体がHTMLの構文で書かれています。
現在リリースされているブラウザ(Internet Explorer,Google Chrome,Mozilla Firefox,Safari)では、使用可能なタグに違いがまだあるものの、順次対応が進んでおり、iPhone,iPad版のSafariでも対応が進んでいます。そして最も対応が進んでいるのはSafariだと言われています。
iPhone,iPad版のSafariでもHTML5が使用可能になってきていることから、Flashの代用としてHTML5が活用されてきています。
Yahoo!からは、「ゆびちず」というHTML5で出来たwebアプリが開発されていて、地図をなぞるだけで道沿いの店を探索できたり、タップするだけで建物の情報が出てきます。
このアプリもiPad向けに開発されたのですが、HTML5で順次iPad・iPhone向けに開発が進んでいます。
これからも、iPad等Flashが利用できない端末向けにHTML5が活用されていくのではないかと思います。