SCORMの前進ともなったeラーニングの標準規格のAICC規格について簡単に説明します。
標準化団体「AICC(Aviation Industry Computer-Based Train ing Committee=航空産業CBT委員会)」によって制定され、団体名から取って「AICC」と名づけられたこの規格では、LMS(学習管理システム)とコンテンツ(教材)の相互運用性と互換性を保つための統一仕様が策定されました。航空業界が中心になって作成したeラーニングの標準規格です。すべての教材があらゆる学習管理システム上で動作することを目標にして制定されました。
この規格は事実上の業界標準としてベンダーに広く採用され、AICC準拠と銘打った製品も数多く提供され、その後、普及したeラーニングの国際標準規格SCORMの前進となりました。
現在は、SCORMが多く利用されるようになり、AICC対応のeラーニングシステム、LMSは発売されていませんが、既存のAICC対応のシステムを利用されているお客様のために、パワーポイントから簡単に教材作成ができるPPT2Flash Professional(http://ppt2flash.jp)と、9種類の試験問題を簡単に作成することができるQuizCreator(http://quizcreator.jp)は、AICC形式での教材作成にも対応しています。
キバンインターナショナルでは、AICC対応のLMSの動作検証を行うことが難しくなっていますので、上記のソフトウェアをダウンロードいただけrば、30日間すべての機能が利用できますので、現在ご利用されていますAICC対応のeラーニングシステムで動作検証をしていただき、動作検証で確認が取れてからご購入いただければ幸いです。
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eラーニング標準規格 AICC規格、SCORM規格対応 教材作成ツール
パワーポイントから簡単に教材作成ができるPPT2Flash Professional
(http://ppt2flash.jp) 29,400円
eラーニング標準規格 AICC規格、SCORM規格対応 試験問題作成ツール
9種類の試験問題を簡単に作成することができるQuizCreator
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