過去に何度か紹介したことのあるAspire1410ですが、¥47,840まで値下がりしているようです。買った側としては少しショックなのですが、このノートパソコン、学校や塾などでのeラーニング端末として適していますので、改めて紹介いたします。
■画面解像度 1366×768
ごく普通の画面解像度なのですが、それが重要なのです。eラーニング教材に限らず、Web向けのコンテンツは、XGA(1024×768)のモニタで問題なく閲覧できるように設計されていますので、Aspire1410の画面解像度があれば安心です。ネットブックなどでは、縦の画素数が768に満たないモデルもあるのでご注意ください。
■CPU Celeron SU2300
低クロック版のCore2Duoだと思ってもらって大きな問題はないです。動画を加工したい、ゲームを快適にプレイしたいなどというのであればお勧めできませんが。eラーニングの動画教材を再生するぐらいであれば十分です。弊社が提供している英文法.comの動画も快適に再生できました。
■動画再生支援
価格.comのレビューにありますが、Aspire1410が搭載している Intel GMA 4500Mは動画再生支援に対応しているようです。ハイビジョン画質の動画となると、やや不安感はありますが、eラーニングで提供される画質であれば問題になることはないでしょう。
■値段
5万円を切っちゃいました。発売当初のプレミア価格が終わったというのもあるのでしょうが、このところの円高も影響していると思います。時間が経てば、より低価格になるでしょうが、今でも十分安いです。安すぎです。
とはいうものの、Aspire1410にも、欠点はあります。
■画面サイズが11インチ
もっと大きな画面のほうがよい、という場合は、大画面液晶を搭載したノートパソコン、もしくは、デスクトップパソコンを考慮したほうがよいでしょう。大画面液晶を搭載したノートは、コンパクトモデルより安い傾向があります。5万円程度でも14インチ液晶搭載のノートパソコンは購入できるはずです。とはいうものの、eラーニングのターゲットが、中高生というのであれば、画面サイズの小ささは全く問題にならないでしょう。
■OSがWindows7 64bit
Windows7。評判はいいですが、まだ発売してから時間が経っておらず、ソフトウェアの検証が十分にできていない場合があります。弊社のQuizCreator、PPT2Flash Professionalなども、一通りの機能が動作することは確認していますが、まだ確実に動作すると保障する段階にまでは至っていません。eラーニングの受講者は、ブラウザとFlashプレイヤーさえ動作すればよいので、それほど問題になることはないと思いますが、まだ、発売間もないOSを搭載しているという点は気に留めておいたほうがよいかもしれません。