中小企業診断士 1次試験直前対策のワンポイントアドバイスをお伝えします。
こんにちは。4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアム 総合プロデューサーの金高です。
今日の直前対策ワンポイントアドバイスは、運営管理サプライチェーンマネジメント(SCM)です。
ご覧のように、ここ数年毎年のようにサプライチェーンマネジメントに関する問題が出題されています。
平成22年 第34問
サプライチェーン・マネジメントにおけるブルウィップ効果の抑制策として、最も不適切なものはどれか。
(選択肢 略)
平成21年 第15問
サプライチェーンの上流に行くほど発注量の変動が大きくなるブルウィップ効果と呼ばれる現象が知られている。定期発注方式を用いたときに需要量の変動よりも発注量の変動が増加する原因として、最も不適切なものはどれか。
(選択肢 略)
平成20年 第25問
サプライチェーンマネジメントにおいて、ブルウィップ効果の抑制は重要である。サプライチェーンにおけるブルウィップ効果について、最も不適切なものはどれか。
(選択肢 略)
本年度も出題されるかどうかは分かりませんが、「あと1問」として確認しておきたいテーマです。
サプライチェーンマネジメントの定義は多岐にわたっていますが、
「川上から川下までのサプライチェーン間の企業活動を統合し、サプライチェーン全体のキャッシュ・フローの最大化を目的とする経営管理手法」と定義づけられます。
以下は、そのサプライチェーンマネジメントの基本体系図です。
直前期として、以下の2点「延期-投機理論」「ブルウィップ効果」について確認しておいて下さい。
サプライチェーンマネジメントは、延期-投機理論の考え方を前提としながら、
リードタイムを短くできる製品群は、消費の実需に基づいて川上から川下までのリードタイムを短くし、
規模の経済性を発揮できる製品群は、需要の予測に基づいてある程度の量産を行い、
それらを統合してマネジメントすることで、
サプライチェーン上の需要変動によって起こるブルウィップ効果を削減しようとする経営管理手法です。
本試験まであと17日!
台風に気をつけながら、体調に留意して、全力で頑張ってください。
Ustreamによる1次試験直前対策 7月25日月曜日 21時スタートです。
こちらも期待してください。よろしくお願いします。
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