私は大学・大学院で経営学を専攻しました。大学院在学中から今の仕事を始め、そのまま起業をし、社長経験のみです。
大学院の進学に際して、自分のゼミの内容だけではなく、経営学全般について広く学びました。入試対策でもありましたが、何よりも楽しくて仕方なかったことを記憶しています。
そのときに、体系的に学んだ経営学が、今の経営者としての活動を支えています。
経営者に必要な資質とは
経営者を目指す人全員にMBAコースや大学院で経営学を専攻することは推奨しませんが、中小企業診断士の試験内容程度の知識は、自学自習で習得していて欲しいと思います。スポーツであれば、試合に出る前にルールを熟知して、基礎をしっかりトレーニングしてから出場するのと同じで、経営者として世の中に、経営者として出るまえに、きちんと基礎を押さえ、社会のルール、資本主義社会の仕組みを熟知する必要があります。
多くのベンチャーの経営者が、財務諸表の見方・読み方も分からず、契約書をチェックするための基礎知識も持ち合わせていません。
スタッフに恵まれ、不足部分を補うことも可能ですが、経営者自身が、きちんと基礎知識として押さえておくべき内容だと思っています。
そんな思いもあり、4月から企画・撮影を続けてきた中小企業診断士の対策講座、それも、作成が困難な2次試験、ケーススタディーからの発売が始まりました。
私たちにとって思い入れの大きな講座です。
中小企業診断士を目指す人だけではなく、自分の経営力、知識、技量を計る上でも、無料の1ケースで良いので、是非チャレンジして欲しいと思います。
社会で活躍している方に、このケースが、どれほど自分の考えを整理し、ブラッシュアップするのに役立つのか、是非体験してほしいと思っています。
http://4dan4.jp/?p=7391 診断士.jpから是非トライして、遠慮無く、意見をいただければ幸いです。