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本日の気象予報士の用語チェックは第7章大気力学2から「収束・発散」です。確認してみてください。

空気の運動をある領域でみた時に、 空気の集まり具合を表す量が「収束」、 空気の広がり 具合を表す量が「発散」です。

「収束」 「発散」 を量的に見積もってみましょう。

実際に数字を入れて考えてみます。
例えば、こんな風が吹いている領域の、収束・発散 を考えてみます。
この領域には X 軸方向に西風5m/sの風が吹き込み、西風10m/s の風が吹き出していて、Y 軸方向に南風7m/s風が吹き込み、
北風3m/sの風が吹きこ んでいます。この領域が、発散しているのか?収束しているのかを計算するわけです。

先ほどの式に数字を入れて行きます。ここで、差を表す「⊿」の方向に注意です。
計算の ルールとして、X軸方向の風は西風が+、東風は-に取ります。Y軸方向の風は南風が+ で、北風を-にします。
つまり座標の方向に従います。風速差は、⊿Uは東側の風-西側 の風つまり右の風から左の風を引き、
⊿vは北側の風-南側の風つまり上の風-下の風で、 計算します。
この方向や、+-を間違えると真逆の答えになってしまうので要注意です。
この領域の場合は、答えはマイナスになります。つまり、収束領域ということです。

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