2010年11月5日、GEO(地球観測に関する政府間会合)の閣僚級会合が開催され、全球地球観測システム(GEOSS)の実施やデータ共有についての話し合いが行われました。地球観測衛星のデータは、地球温暖化問題に貢献すると世界から期待されています。これまでJAXAのGEOでの貢献は、陸域観測技術衛星「だいち」やセンチネルアジアを中心とした災害分野にフォーカスされていましたが、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が本格的に運用を開始したことにって、炭素観測分野でも今後世界に大きく貢献しようとしています。
▼GEOの炭素循環監視に関する取り組みを紹介
で、何が言いたいのかというと、この温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の運用にも、我々キバンインターナショナルのeラーニング製品が役にたっております。「ひまわり」や「こうのとり」に比べてなんだか陰の薄い「いぶき」ですが、空気のない、極度に寒かったり熱かったりする場所で彼女も頑張っておりますので、温室効果ガス、温暖化、という言葉をきいたら、皆さん是非、「いぶき」を思い出してやってください。
▼無骨な衛星写真じゃいまいちシンパシー沸かない方向け。擬人化「いぶき」
(teardrop Public Affairs Dep. さんより引用しております。)
2011年3月16日(水)~18日(金)「第5回GEOSSアジア太平洋シンポジウム」を東京で開催
地球観測に関する政府間会合(GEO)が主催し、日本の文部科学省が協力するこのシンポジウムは、アジア太平洋地域の各国がGEOSSの普及や推進に向けた情報交換を行い、相互の共通理解を深めることを目的として開催されます。「アジア太平洋地域におけるデータ共有統合の実現に向けて」をテーマに、ジョゼ事務局長のGEO活動報告やGEO参加国からのGEOSS進捗状況の報告、テーマ別の分科会が開催されます。
プログラムの詳細、参加申し込み:第5回GEOSSアジア太平洋シンポジウム >>