本日の用語チェックは、第9章 中小規模の大気の運動1 から「ベナール型対流」です。
3つの熱の伝達方法は
「放射」
「伝導」
「対流」でした。
対流は、暖まった空気自体が浮力を得て上昇していくことで、熱を伝える方法です。
つまり、熱源自体が移動して熱を伝える、これが対流圏の気温減率を決めている重要な伝達方法です。
対流の中でも、最も簡単な形の対流を「 ベナール型対流」と言います。
どうなったら対流が起こるのでしょうか。
ポイントは⊿Tです。下面と上面の温度差が限界まで大きくなって、
臨界値に達するとその不安定を解消するように運動が起こります。
しかも、オモシロイことに上昇流と下降流がセル状に配列するのです。
下面を一様に暖めてるのだから、一様に温度が上昇しているはずですが、
暖まって軽くなった下層が一気に上昇することはできませんね。
すると、このように上昇する所と下降する所と、譲り合って対流する形態を取るのです。
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