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本日の用語チェックは、佐々木恭子先生の気象予報士講座 第9章 中小規模の大気の運動 メソ対流系 積乱雲からの続きになります。

「スーパーセル型雷雨」

スーパーセル型ストームは、鉛直シアの大きい場でなんと単一の上昇流域と下降流域を 持った巨大な雲です。
日本ではあまり発生しません。

対流圏の下層から、ストームの先端に向かって非常に暖かく湿った空気が流入し、10~ 20m/sぐらいの非常に強い上昇気流を形成します。あまりにも強い上昇気流で、雨粒 まで十分に成長できず対流圏上層に運ばれます。
この上昇気流の軸が傾いているのがポイントです。

また、対流不安定な成層が非常に顕著で、
対流圏 中層の空気は乾燥しています。

スーパーセル型ストームを上から見てみます。
まず、強い上昇気流によって雨粒に成長 できないエリアをヴォルトと言います
雨粒が発達できないので、レーダー画像ではエコー強度が弱いエリアになってしまいます。
単独の降水セルと違い、上昇気流が鉛直方向に傾いているため、一つの雲の中で水蒸気が潜熱を放出して雲に浮力を与える場所と、
降水粒子が落下して雲を冷やす場所が分離する構造をなしています。
そのため、スーパーセル 型ストームの寿命は数時間にも及びます。
最大の特徴は、ストーム全体が反時計回りに回転しているということです。
この回転によって、雲内に進入した中層の風は上昇流域の東 側を迂回することができ、
しかも、この特徴的なカギ状のエコー(フックエコー)を作り出すのです。
フックエコーの近くでは、竜巻が発生しやすいと言われています。

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