こんにちは。キバンインターナショナルの武内です。
気象予報士の勉強で重要な用語について載せています。
解説は、気象予報士講座から、ピックアップ。勉強にお役立てください。
「エマグラム」とは?
実際に観測した大気の気温ですとか、露点温度っていうのをプロットして、それで、大気の状態がどうなのかっていうのを調べる。そういうツールなんですね。鉛直方向の大気の状態を見るエマグラムには5種類の線があります。
縦軸が気圧になっています。
横軸が温度です。
もう少し拡大して中のねいっぱい細かく書いてある線を見ていくと、一番斜めになっている傾斜が大きい緑の線、これが乾燥断熱線です。
少し傾斜が緩やかになったやつ、これが湿潤断熱線ですね。
湿潤断熱線よりもさらに立ってる、これが等飽和混合比線というものですね。
【 等飽和混合比線とは】
空気1kg当たりにどれぐらいの水蒸気が含まれているかっていう値で、g/kgで表されてるんですけれども、
例えばね、空気塊をこう露点温度がわかっているならば、その露点温度を通る、等飽和混合比線っていうのをたどっていけばですね、
空気塊を持ち上げた時にいつ飽和に達するのかっていうのがわかる、そういう便利な線ですね。
エマグラムが頭の中に入っていると、なんかこう一生懸命計算式とかを思い出すよりは、こう絵的にね、絵的に思い出すんじゃないかと思うんです。でこういうことエマグラムはですね、実は学科の一般で勉強しますけれども、専門でも出てきますし、実技でも出てくるというところがありますので、これはですね是非繰り返し勉強してください。
~いかがでしたでしょうか。佐々木先生の気象予報士講座では、
天気の知識一つ一つにこうやって考えるんだよというメッセージがあって、イメージしやすい。
先生の明るいキャラクターも加わり、楽しいという気持ちで勉強できる内容となっています。こちら(http://tenki.elearning.co.jp/?page_id=15)より視聴もできますのでぜひご覧ください。~