毎日、2-3件づつぐらいだったら、eラーニングに関するblogがかけそうだと思っていましたが、最近、twitter(http://twitter.com/kiban/)という不思議なものに、どっぷりつかっていて、そこで、いろんなことを書き込んでいると、1日の終わりには、すっかり出がらしの茶葉のようになって、blogを書く気力が残っていません。
twitterに何で世の中でこれほど多くの人が熱中しているのか、そのおもしろさは、何だろうという探求心で、参加しています。そして究極は、twitterが、これほどまでに人を熱中させるのであれば、その要素をeラーニングに取り入れられないだろうか、というのが、私の頭から離れない問題になっています。
1月程度使ってみて、感じたことを、つらつらと。
- eラーニングで検索すると、eラーニング学習中に、twitterにつぶやいている人が結構します。めんどくさい、会社の強制嫌だ、、、。やっと終わった。この会社の教材は2度とやりたくない、、、など、多くは、不平不満ばかり。
- eラーニングサービス、製品などを提供する側の人たちも結構参加しています。匿名で、どこの会社で、どんな人か分からない方も多くいるので、きっと、会社公認で参加されているのではなく、一個人で参加されている人が多いようです。
- 私たちの会社と、仕事上ではライバル関係ですが、blogやtwitterをみて、同志、同じ考だと共感いたします、、、なんてメッセージをいただいて感激することもあります。
- eラーニングベンダーの社員でありながら、開発したいけれども、会社の方針で開発することができなかったり、学習をされている方の不平不満は、次にどのような改善をするのか、eラーニングの将来を考えるには、どのようなことに取り組むべきかを考える上で非常に大きなヒントになります。
- 協力関係にある会社のスタッフの皆さんのがんばりが伝わってきたり、尊敬している企業の経営者の動向が分かって、自分たち、私のモチベーションアップにつながることがある。
- あるASPサービスで問題発生。サポートはしてもらえないので、もしかして、、、と、ASP提供会社のtwitterに書き込んだら(RT)すぐに、その会社の担当者の方から丁寧な連絡をいただき、対応いただいた。びっくりするとともに、感激。
です。1ヶ月で、300程度の「つぶやき」(投稿した内容を、つぶやき、と表現することもあるようです。)は、結構、意識的に書く内容を作って書いてみたいのですが、中には、1万件を超える「つぶやき」をしている人や、数万人のフォロワー(つぶやきを購読している人)を集めている人もいます。どうやって、そんなにたくさんの「つぶやき」ができるのだろう、数万人の人の興味を引く人の人生とは、どんな人生なんだろう、、、、今後、このサービスは、どのように広がっていくのだろうか、、、。未解決の問題がたくさんです。
twitterを利用しながらも、この人を熱中させる仕組みを、学習者同士のコミュニケーション、教材作成者と学習者の交流、自分自身の学習の記録、、、なにか利用できるのはないか、活用できるのではないか、、、常にそんなことを考えながら、twitter中です。全然、よいアイディアがでてきませんが、eラーニングで、twitterをどのように活用できるのかという、私案(思案中の試案)です。
- 受講者と教材作成者の間のコミュニケーションツール。
- eラーニングの運用側と受講者の間のコミュニケーションツール
- 受講者のガス抜き?
- 受講者の記録(たとえば最高得点がでた場合の告知用)
- 受講者のサポートツール
- 学習のポイント、テスト問題のヒントなどの情報提要
- 開発中のeラーニングの製品やサービスの開発状況に関する情報の提供
- eラーニング製品・サービスの販売キャンペーンの告知
私の中で、解決をするには、まだ、時間がかかりそうです。このblogをご覧になっている人で、eラーニングに限らず、うまく学習効果を上げるために、上手く活用されている例がございましたら、ぜひぜひ、コメント欄に記入するなどして、ご紹介いただけると幸いです。
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CATEGORIES eラーニングby.m.nishimura2009.09.26
記事の投稿者
西村 正宏
兵庫県出身。東京都在住。eラーニング専門キバンインターナショナル(
http://kiban.jp) 代表取締役社長。
iPhone、iPad、kindleを愛す。2つの大学院で、情報工学と経営学の修士号取得。趣味も仕事もeラーニング。
Ustream中継の有料課金サービスを世界で唯一提供。USTREAM用スタジオ(http://www.facebook.com/pandastudio.tv)を運営。
英語がなぜか関西弁訛りになって困っている。
iPad関連の書籍を執筆が終わり出版待ち(ソフトバンククリエイティブ)。Ustream本を2冊出版予定。
USTREAM用のスタジオ(http://pandastudio.tv/)を作り、2010年中は無料で提供していますので、興味のある方は、是非ご利用ください。