100ドルPCとして有名になったOLPCは、PCを配布することではなく、本当は、すぐれた教育を子供達に提供するためです。マサチューセッツ工科大学のネグロポンテは”It’s an education project, not a laptop project.(これは教育のプロジェクトであって、ラップトップパソコンのプロジェクトではない。)”と語っていることからも分かります。
ウルグアイの小学生36万人の子供達全員に、PCが配布されたのは夢のあることですが、このPC上で動作する、すぐれた教育コンテンツを提供できれば、このOLPCプロジェクトは、より一層の輝きを放つことでしょう。せっかく36万以上の子供達が利用するので、夢中になって学習できるような教育用ソフトやコンテンツを提供する会社が必要です。私たちは、まだまだ非力ですが、このプロジェクトに賛同し、世界中の子供達に、「最高の学び」を提供できるようになっていきたいと思います。
元祖100ドルPCなどと価格について語られることの多いOLPCで すが、本来の目的はOne Laptop Per Childの名前が示すとおり、子供一人に一台のPCを提供することにあります。ただ低価格PCを作ることより難しいこの目標が、南米ウルグアイで達成さ れました。同国(ウルグアイ)が過去二年間に行ってきたOLPC配布事業により、36万人以上の小学生、1万8000人の先生が自分のPCを持てるようになっています。
OLPCと子供達
出典:OLPC、ウルグアイの全小学生に配布完了
http://japanese.engadget.com/2009/10/19/olpc/
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記事の投稿者
西村 正宏
兵庫県出身。東京都在住。eラーニング専門キバンインターナショナル(
http://kiban.jp) 代表取締役社長。
iPhone、iPad、kindleを愛す。2つの大学院で、情報工学と経営学の修士号取得。趣味も仕事もeラーニング。
Ustream中継の有料課金サービスを世界で唯一提供。USTREAM用スタジオ(http://www.facebook.com/pandastudio.tv)を運営。
英語がなぜか関西弁訛りになって困っている。
iPad関連の書籍を執筆が終わり出版待ち(ソフトバンククリエイティブ)。Ustream本を2冊出版予定。
USTREAM用のスタジオ(http://pandastudio.tv/)を作り、2010年中は無料で提供していますので、興味のある方は、是非ご利用ください。