月別アーカイブ: 2009年 11月

昨日は、SCORM2004向けの教材登録について記事を書きましたが、マニフェスト(imsmanifest.xml)や、ZIPアーカイブの構造はSCORM1.2でもSCORM2004でも大きな違いはありません。SCORM2004では、SCROM1.2の仕様に加えて、シーケンシング(教材の受講前提条件の制御)や、ロールアップ(成績の集計方法)に関する記述があるのですが、まだまだ、これらの要素を生かしたLMSは出そろっていない現状です。そこで、今回は、SCORM1.2向けの教材アーカイブをサクッと作ってみます。

まず、imsmanifest.xmlファイルを記述します。

<?xml version=”1.0″ encoding = “UTF-8″?>
<manifest identifier=”elearning” version=”1.0″ xmlns=”http://www.imsproject.org/xsd/imscp_rootv1p1p2″ xmlns:adlcp=”http://www.adlnet.org/xsd/adlcp_rootv1p2″ xmlns:xsi=”http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance” xsi:schemaLocation=”http://www.imsproject.org/xsd/imscp_rootv1p1p2 imscp_rootv1p1p2.xsd http://www.imsglobal.org/xsd/imsmd_rootv1p2p1 imsmd_rootv1p2p1.xsd http://www.adlnet.org/xsd/adlcp_rootv1p2 adlcp_rootv1p2.xsd”>
<metadata>
<schema>ADL SCORM</schema>
<schemaversion>1.2</schemaversion>
</metadata>
<organizations default=”org1″>
<organization identifier=”org1″>
<title>title</title>
<item identifier=”sco1″ isvisible=”true” identifierref=”res1″>
<title>title</title>
</item>
</organization>
</organizations>
<resources>
<resource identifier=”res1″ type=”webcontent” href=”index.html” adlcp:scormtype=”sco”>
<file href=”index.html” />
</resource>
</resources>
</manifest>

昨日の記事「SCORM2004向けの教材登録」でも言いましたが、こんなの真面目に書く必要ありません。file要素のhref属性だけ書き換えればOKです。上記の例では、index.htmlが起動ファイルになります。(起動ファイル=LMSが開くファイル。一般的に、LMSとの通信スクリプトなどが記述されている)

このファイルとindex.htmlファイルを下図のような階層に配置したとします。

ディレクトリ構造

ディレクトリ構造

これをZIP圧縮してアーカイブを作成するわけですが、次の図のようにやってはいけません。

悪い例

悪い例

このようにしてしまうと、ZIPアーカイブ内に教材Aというフォルダができてしまい、ZIPアーカイブのトップレベルにimsmanifest.xmlを配置しなければならないというSCORMの大原則に反してしまいます。これは、SCORMアセッサでも犯してしまうことがある間違いなので、絶対に気を付けてください。では、どうすればいいかというと、、

良い例

良い例

imsmanifest.xmlの入っているディレクトリで、全ファイルを選択して圧縮してしまえばよいのです。

以上で本日の内容はおしまいです。

1からSCORMのアーカイブを作ることはなくてもQuizCreatorPPT2Flash Professionalで書き出したZIPアーカイブを開いて、HTMLを修正してからZIPアーカイブに戻したい、なんて場合は、再圧縮する際に、フォルダの中を全選択して圧縮する、という点にだけ気をつけていただければと思います。教材の内容を書き換えることは難しくても、Flashプレイヤーのサイズを変更したり、プレイヤーの下に注意書きを付けたりといった変更なら、簡単にしていただけると思います。

※ZIPファイルの改編は著作権を所有しているコンテンツに対してのみ行ってください。なお、弊社が販売しているオーサリングツールで書き出した教材の著作権は、教材を作成者のものです。
※改編したZIPファイルがLMSに登録できない・・・といった質問は、原則として受け付けておりません。この記事の間違いや、この記事に対する疑問点などは、コメント欄に残していただければと思います。スパムが増えておりますので、弊社で確認するまでコメントは非表示になっておりますのでご了承ください。

島根大学に行ってきました。

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura0 Comments2009.11.16

ご無沙汰しております。株式会社キバンインターナショナル 中村おりおです。今日は、島根大学まで、eLearing Manager4U ならびに、教材作成ツール(PPT2FlashQuizcreatorWebVideoAuthorDemoCreator)でeラーニング用の教材を作成する方法に関して、集合研修を行ってまいりました。東京-島根は、はるか遠いイメージですが、飛行機で1時間なので日帰りで充分行って帰ってこれます。

島根大学の正門 国登録有形文化財だそうです。(同大HPより)

島根大学の正門 国登録有形文化財だそうです。(同大HPより)

今回は、eLearning Manager4U とオーサリングツールに関して研修を行いました。研修の内容は概ね、スタートアップマニュアル(eLearning Manager4U/オーサリングツール)に沿って行いました(こちらのオンラインセミナーでも同様のコンテンツをアップしております)。スタートアップマニュアルは、その名のとおり、システムを最低限利用できるところまで、を目標にしておりますので、いくつかの項目について補足の説明を行っています。例を挙げると

・アンケート機能の利用法
・コース(教材)を更新する方法
・コンテンツ作成のコツ

といったものです。特に、アンケート機能に関しては、eLerning Manager4Uの各機能の中でもお客様によくご利用いただいている機能のようなので、これは早急にオンラインセミナーにも追加していきたいと思います。

来週は、東京農業大学に同様の研修に行ってきます。何気に、大学向け研修が重なっていますが、利用して頂くのは良いことなので、どんどん広めて使ってもらいたいものです。

imsmanifest.xmlの書き方

CATEGORIES eラーニング, SCORMby.a.takeuchi7 Comments2009.11.15

SCORMのマニフェストファイルって、めちゃくちゃ難しそーな感じしますよね。実際、すべての要素を完璧に理解しようとすると、非常に大変なのですが、必要最低限の要素だけならとっても簡単です。

弊社(というかこのブログに)、こんなお問い合わせが来ていたので、早速回答してみたいと思います。他社製品とオープンソースなLMSの組み合わせですが、気にしちゃ負けです。

moodleにSCORM2004(またはSCORM1.2でも可)の教材をZIP形式で登録したいのですが、
マニフェストファイル(imsmanifest.xml)の記述のしかたがわかりません。

教材を作成するのに使っているのは、SATT社の『インタラクションメーカーPro』です。
(QuizCreaterならmoodle用のマニフェストファイルも自動で作成されるので楽なのですが…)。

インタラクションメーカーProからLMS登録用に出力されるのは次のファイルです。

まずファイルが3つあり、
impro.html、IMakerPro.swf、bg.jpeg という3つのファイルがあります。

この他にフォルダがあり、
(1)configフォルダがあり、その中身はcategory.xml、config.xml question.xml です。
(2)imageフォルダがあり、その中身は、q2.jpg、q7.jpgなど、いくつかの画像ファイルです。
(3)jsフォルダがあり、中身はcreateFlash.js、debug.js、scorm1.2.js、scorm2004.js です。

このファイル構成の場合、moodleへ教材を登録するためのマニフェストファイル(imsmanifest.xml)は
どのように記述すればいいのでしょうか?

1からマニフェストを書くのは骨が折れるので、QuizCreatorで出力したマニフェストを書き替えて、所望のマニフェストを作成してみます。まず、QuizCreatorで適当な問題をパブリッシュします。中身は問いません。1問だけ正誤問題でも作って、お望みのSCORM規格で出力してください。この場合だと、SCORM2004+Moodleがお勧めです。すると以下のようなマニフェストファイルが出力されます。
<?xml version=”1.0″ encoding=”utf-8″ ?>

<manifest identifier=”Quiz version=”1.3 xmlns=”http://www.imsglobal.org/xsd/imscp_v1p1 xmlns:adlcp=”http://www.adlnet.org/xsd/adlcp_v1p3 xmlns:adlseq=”http://www.adlnet.org/xsd/adlseq_v1p3 xmlns:adlnav=”http://www.adlnet.org/xsd/adlnav_v1p3 xmlns:xsi=”http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance xmlns:imsss=”http://www.imsglobal.org/xsd/imsss xsi:schemaLocation=”http://www.imsglobal.org/xsd/imscp_v1p1 imscp_v1p1.xsd http://www.adlnet.org/xsd/adlcp_v1p3 adlcp_v1p3.xsd http://www.adlnet.org/xsd/adlseq_v1p3 adlseq_v1p3.xsd http://www.adlnet.org/xsd/adlnav_v1p3 adlnav_v1p3.xsd http://www.imsglobal.org/xsd/imsss imsss_v1p0.xsd>
<metadata>
<schema>ADL SCORM</schema>
<schemaversion>CAM 1.3</schemaversion>
</metadata>
<organizations default=”WS_QUIZ_ORG>
<organization identifier=”WS_QUIZ_ORG>
<title>新規プロジェクト</title>
<item identifier=”WS_QUIZ_SCO identifierref=”WS_QUIZ_RES>
<title>新規プロジェクト</title>
<imsss:sequencing>
<imsss:objectives>
<imsss:primaryObjective>
<imsss:minNormalizedMeasure>0.80</imsss:minNormalizedMeasure>
</imsss:primaryObjective>
</imsss:objectives>
<imsss:deliveryControls completionSetByContent=”true objectiveSetByContent=”true />
</imsss:sequencing>
</item>
</organization>
</organizations>
<resources>
<resource identifier=”WS_QUIZ_RES type=”webcontent href=”Quiz.html adlcp:scormType=”sco>
<file href=”Quiz.html />
<file href=”Quiz.swf />
<file href=”Quiz.xml />
<file href=”swf.js />
<file href=”scorm.js />
</resource>
</resources>
</manifest>
このマニフェストファイルは、QuizCreatorの教材向けのマニフェストなので、このままでは使えません。では、早速、目的の教材に合わせて書き換えてみましょう。

1. resource の href値を書き替える。

⇒この値が、起動ファイルを示しています。Quiz.htmlとなっているので、impro.htmlに書き換えるとよいでしょう。

以上で、最低限の書き換えは終わりです。LMSによっては、Asset(resourceタグの中のfileタグ)を確認している可能性があるので、file内も書き換える方がよいと思いますが、必須ではありません。

以上の内容を反映すると、マニフェストファイルは次のようになります。

<?xml version=”1.0″ encoding=”utf-8″ ?>
<manifest identifier=”Quiz version=”1.3 xmlns=”http://www.imsglobal.org/xsd/imscp_v1p1 xmlns:adlcp=”http://www.adlnet.org/xsd/adlcp_v1p3 xmlns:adlseq=”http://www.adlnet.org/xsd/adlseq_v1p3 xmlns:adlnav=”http://www.adlnet.org/xsd/adlnav_v1p3 xmlns:xsi=”http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance xmlns:imsss=”http://www.imsglobal.org/xsd/imsss xsi:schemaLocation=”http://www.imsglobal.org/xsd/imscp_v1p1 imscp_v1p1.xsd http://www.adlnet.org/xsd/adlcp_v1p3 adlcp_v1p3.xsd http://www.adlnet.org/xsd/adlseq_v1p3 adlseq_v1p3.xsd http://www.adlnet.org/xsd/adlnav_v1p3 adlnav_v1p3.xsd http://www.imsglobal.org/xsd/imsss imsss_v1p0.xsd>
<metadata>
<schema>ADL SCORM</schema>
<schemaversion>CAM 1.3</schemaversion>
</metadata>
<organizations default=”WS_QUIZ_ORG>
<organization identifier=”WS_QUIZ_ORG>
<title>新規プロジェクト</title>
<item identifier=”WS_QUIZ_SCO identifierref=”WS_QUIZ_RES>
<title>新規プロジェクト</title>
<imsss:sequencing>
<imsss:objectives>
<imsss:primaryObjective>
<imsss:minNormalizedMeasure>0.80</imsss:minNormalizedMeasure>
</imsss:primaryObjective>
</imsss:objectives>
<imsss:deliveryControls completionSetByContent=”true objectiveSetByContent=”true />
</imsss:sequencing>
</item>
</organization>
</organizations>
<resources>
<resource identifier=”WS_QUIZ_RES type=”webcontent href=”impro.html adlcp:scormType=”sco>
<file href=”impro.html />
</resource>
</resources>
</manifest>
新規プロジェクトっていうのがカッコ悪い気もしますが、LMS上でコース名やSCO名を編集できるのであれば、これでもよいでしょう。そうでない場合は、適宜書き換えてしまってください。

Kindle for PCとeラーニングの可能性

CATEGORIES kindle(キンドル)by.a.takeuchi0 Comments2009.11.14

Amazon Kindleはeラーニングと親和性が高いのではと考えています。Kindle、電子書籍、電子ブックリーダーについて、色々調査し、実際に使ってみています。今日は、Amazon Kindleでしか読めなかった電子書籍がPC(Windowsのみ)で読めるようになったようです。早速体験をしてみましたので、レポートします。

Amazon Kindle for PC

Amazon Kindle for PC

今回は、Kindle for PCをWindows PCにインストールし、Kindle書籍を日本から購入し、日本で読むことを確認したいと思います。

まずKindle for PCを Windows 7にインストールしてましたが、正常に動作しました。ここで注意したいのは、Amazon.comのアカウント(.co.jpではだめです)が必要な点です。これは、Kindle本体にも言えることです。

ではとりあえず、何か本を一冊選んでみましょう。

今回は、The Christmas Busという書籍を買ってみようと思います。クリスマスにはまだまだ早いですが・・・

The Christmas Bus

The Christmas Bus

しかしその前に、「立ち読み」をしてみましょう。

書籍の種類などにもよると思うのですが、”Try it Free”といって、Sampleをダウンロードすることが出来ます。

Try it Free

Try it Free

では実際にこの本を買ってみましょう。今回は、クレジットカード決済で購入します。

“Buy now with 1-Click”をクリックし、その後はクレジットカード情報を入れるだけで、あとは、Deliver to:のところを、***’s Kindle for PCに設定するだけです。(今回は、Takayuki’s Kindle for PCです。)

購入が完了すると、こんな感じ。これでKindle for PCに転送されます。

購入が完了すると、こんな感じ。これでKindle for PCに転送されます。

購入が完了すると、上の画像のようになり、購入完了となります。

転送が完了すると、Kindle for PCはこんな感じになります。

購入完了!

購入完了!

さて、購入した書籍を表示してみましょう!

表示できました!

表示できました!

きちんと表示できました!

というわけで、日本でも購入~表示まで、きちんと出来ることが確認できました。

これならUMPC(ウルトラモバイルPC)にインストールして読書することができます。Kindleほどの手軽さは実現できませんが、「Kindleまで手が出せないけど、電子書籍にはすごく興味がある」方にはおすすめです。

ちなみに今回購入したThe Christmas Bus は11.99ドルでした。これを紙の本で購入すると、1733円ほどするそうです。(参考:ジュンク堂書店;http://www.junkudo.co.jp/y_detail.jsp?ID=8080071879) 大体700円ぐらいの差額となり、結構お得ですよね。

eラーニングを実施するときに、テキスト、参考文献、リファレンスがKindleで配布され、テストだけPC、Mobileという組み合わせも可能ではないでしょうか。kindleの良いところは、専用のKindleという電子ブックリーダーだけではなく、PCでもiPhoneでも読めるところです。eラーニングは、すごいスピードで、どんな端末でも学習することができるようになっていくでしょう。キバンインターナショナルの製品についても、Kindleのコンセプトと非常に近いものがあり、どのような端末でもeラーニングを行うことができるように、多くの時間をかけて開発をしていることが、インターンシップ期間中にも良く分かりました。

kindleの端末は、ちょっと購入を躊躇している、、、という方には、まずPCで、その便利さ、快適さを味わっていただければと思います。

英語をまたまた英文法ドットコムで学習です。社会人の英語学習の見直し、やりなおし講座、英文法ドットコム、現在第二講の講義部分です。
第四文型と第五文型を勉強してます。

英語学習の塾・駅前留学・学習サイトなどは枚挙に暇がない状態ですが、その割に英文法の総復習や、やり直しとかは中々お目にかかりません。

英文法ドットコムの大きな特徴は、英語初めての人向けではないということ。

試しに見てもらうとわかりますが、

主語=S 動詞=V 補語=C 目的語=O 修飾語=M といった解説はされません。
日本の中学では、SVOCぐらいは学んでいると思うのですが、小学生に突然見てもらっても難しいかもしれません。

それと、どの単語が名詞か、形容詞か、といったことは基本的にわかっていることが前提です。

Genious(天才) 名詞

Happy(幸せ)  形容詞

このぐらいの違いはわかっていることが必要です。さすがにその単語が形容詞か名詞か、辞書をばりばり引くという時間はなかなかとれないですし。

さて、今日は第四文型が、第三文型に書き直せるというお話でした。「そんなの当たり前だよ」という方もいるかもしれませんが、どうも英語を話せても文法のことはよくわかってないので、かなり新鮮。

ASK O1 O2 は ASK O2 of O1 で書き換え可能なんですよ。

May I ask you a favor? (おねがいしてもいいですか) は、O(you) O(a favor)ですよね。you は a favorではないから。

May I ask a favor of you? と書き換えてもいいそうなんですよ。

僕が前回留学にいったときは、台湾のクララや中国のフアンたちとよくお話しましたが、彼らは英文法はほとんど知らないようでしたがどんどんしゃべる。僕もそのうち普通に話せるようになりましたが、話せても英語の文法はよくわからない。問題の答えは解けるけどなぜかはよくわからない。

その後もう一度英文法を学んでみると、ああ、あれはそういうことだったのかという感じで、体系的に知識が整理されていいです。

「TOEIC、TOEFLは英文法が苦手・・・・」という、帰国子女の皆さんにもぜひぜひお勧め。逆に、帰国子女の方には、SVOCの文型の話をされてもなんだかな・・・という人もいるかと思いますが(自分がそうだし)、聴いてみると案外解けなかったり、解けてうれしくなったりするもんです。

そんな英文法ドットコムは無料体験可能!ユーザー登録は無料で、その後無料視聴ができますから、IDとパスワードを設定して無料体験してみましょう。

iPhoneからも視聴できますよ!iPhoneはちょー便利です。勉強しよう!とかそういう高そうなハードル入りません。ちょっと聞いておこうか、ぐらいの感じで学習できます。

今回は、PCを操作を記録し、動画マニュアル、教材作成が可能なツール、DemoCreatorの裏技を紹介したいと思います。DemoCreatorは、PCの操作方法を録画してコメントなどを入れることができますので、以下のような感じで動画マニュアルを作成する事ができます。

▼PPT2Flash オンラインセミナー(一部)
PPT2Flashで簡単!コンテンツ作成
テンプレートを変更してみよう

▼QuizCreator オンラインセミナー(一部)
QuizCreatorので簡単!テスト作成
テスト問題を作成してみよう

通常はこのような感じで、独立したHTMLが立ち上がる形になりますが、実は以下のような形で、ページ内に埋め込んでしまうことも可能です。

その方法は、以下のとおり。

1.DemoCreatorでWeb形式でパブリッシュを行うと
- .html
- .swf
- .js
この3つのファイルが書き出されます。このとき、.jsファイルをメモ帳などのテキストエディタで開くと<param name= および <embed src=”という部分が複数行あります。この部分でDemoCreatorで書き出されたSWFファイルを呼び出しているので、これをHTMLに書き写してあげることで、Webページの中でDemoCreatorの動画を呼び出すことができます。

ちなみに、上に埋め込んでいる動画の該当部分は、以下のようになっています。

<object classid=”clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000″ codebase=”http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=7,0,19,0” width=”550″ height=”477″ ID=”sf” VIEWASTEXT>
<param name=”movie” value=”http://e-seminar.info/wp-content/uploads/2009/10/PPT2F_outline/PPT2F_outline.swf” />
<param name=”menu” value=”false” />
<param name=”quality” value=”high” />
<param name=”wmode” value=”window” />
<param name=”allowScriptAccess” value=”always” />
<param name=”allowFullScreen” value=”true” />
<embed src=”http://e-seminar.info/wp-content/uploads/2009/10/PPT2F_outline/PPT2F_outline.swf” quality=”high” name=”sf” allowScriptAccess=”always” allowFullScreen=”true” pluginspage=”http://www.macromedia.com/go/getflashplayer” type=”application/x-shockwave-flash” width=”550″ height=”477″></embed>
</object>

このようにWebページの中に埋め込むことで、Webサイトの中で自然な形でサイトの操作説明を実施したり、オンラインマニュアルなどに役立てることが可能になります。DemoCreatorのダウンロードは以下のURLから可能ですので、是非お試しください。

▼DemoCreatorダウンロード
http://democreator.jp/?page_id=8

最近、9名のスタッフで、月に250ページ以上のWeb、blogを作って公開しています。過去のものを移植するのも含め、年内には、2,000ページに到達します。少ないスタッフで多くのページを量産できているのは、WordPressという便利なツールを利用しているのもありますが、大きな目標、理由があっての活動です。

突然ですが、私は、勉強のコツと、仕事のコツは似ていると考えています。勉強法と仕事法は同一と言っても良いぐらいです。私の勉強方法は、勉強方法を決めたら、方法論は大きく変えず、可能な限り多くの時間を投入することに集中する方法です。一見、要領がわるいようですが、とにかく時間を多く投入することです。努力した時間は、絶対裏切らないという信念を持っています。

たとえば英語を勉強する方法を書いた書籍やBlogはたくさんあります。その中から自分にあった方法論を決めます。また、成功談をまとめた文章を読み、自分が将来、どのような姿になりたいかイメージを明瞭にして、学習のモチベーションを上げます。方法論が決まり、モチベーションが上がったら、ひたすら「量」の追求をします。方法を決めたら、後は振り返らず、ひたすら時間を増やすことに専念します。時間と量を増やすことが最も肝要です。学習方法をコロコロ変えるより、毎日3時間、1年間で1,000時間かならず時間を当てることが重要です。究極の効率化、方法論を追求することも重要ですが、毎日コツコツ、学習を積み重ねることが、何よりも、もっとも効率の良い方法ではないかと思います。

学習を始めた直後(新しい仕事を始めた直後)も、様々な障害があり、なかなか勉強が進まなかったり、時間がとれなくなったりします。とにかく設定した目標「量」、きめた「時間」を達成することに集中します。質の向上は、量の増加があって初めて可能だと考えています。最初に、ライバル各社やお手本になる製品を徹底的に調べますが、そこにいくら時間をかけても、自社の製品は良くなりません。勉強法をいくら調べて改善したとしても、学習そのものの量が増えないことには、意味がありません。

私たちは、新しいeラーニング製品を作ったり、サービスを提供して、最終的なゴールとしては、すべての人にeラーニングを提供したい。人々が学びに熱中し、争いごとを忘れるほど、熱中させたいと考えています。学びは人間の本能の1つです。最高の学びの機会があれば、人類は、学びに熱中し、戦争に明け暮れることが減少すると信じて活動をしています。この目標達成のために、方法論を決定し、今は時間を当てること、量を増やすことに集中しています。

Blogは3ヶ月で、約200件の投稿をスタッフで力を合わせて書きました。スタートは、50件/月を目標としましたが、先月から75件/月まで、目標量が増加しています。アウトプットの量を増やすことで、自然にインプットの量を増やす必要があります。また、eラーニングについて真剣に考える時間が増えます。1年後には、1000件の記事が達成します。最高の記事を書くことよりも、毎日、コツコツ続けて、量を積み重ねることを1つの目標にしています。

現在、内容もバラバラ、質も決して最終的な目標には到達できていません。私たちがゴールとする「すべての人にeラーニングを!」という思いを伝えたり、eラーニングのすばらしさ、学ぶことのおもしろさを、このblogで伝えていければとおもっています。

blogだけではなく、webも大量に作成しています。PPT2Flash ProfessionalQuizCreatorDemoCreatorWebVideoAuthorPPT2MobileLectureMAKERなどのマニュアルを、オンラインマニュアルとして、急ピッチで作業をしています。FAQを、オンラインで公開する予定でしますので、上記製品だけでも、ページ数が、900ページあります。2009年11月中に全てを完成させるために、鋭意作業をしています。

創業から、まだ3ヶ月、みななで力を合わせ、WordPressという至高のツールを利用し、完了しただけでも、800ページ程度のwebを公開してきました。質や社会への貢献度を考えると、まだまだ改善、改善が続きます。改善は続きますが、毎日たゆまず、歩みを続け、決めた方法で量をこなすことで見えてくるもの、習得できるものがあると思っています。量が質を生み出すを信じています。

Webページに至らぬ事、改善すべきことが多数ありますが、お気づきの点、ありましたら、遠慮無くご連絡をいただければと思います。皆様の声を、迅速に反映して、目標である「eラーニングをすべてのひとに!」を実現させていきたいと、心から思い、スタッフ一同活動する毎日です。

wordpressでログインを必須にする方法

CATEGORIES WordPress, その他by.a.takeuchi1 Comments2009.11.12

社内用だったり、会員制などの用途でWordPressを利用する場合、登録済みのユーザのみにコンテンツを表示させたい。なんてことはないでしょうか?
実際、調べてみても標準の管理画面でそんな機能はないし、プラグインも見あたりません。(調べ方が悪いのかも。。。)

と、いうことで力業ですが、WP2.8系のプログラムソースをちょっといじって実現する方法をまとめます。

利用するのは、WP標準関数群のis_user_logged_in()auth_redirect()
簡単に言うと、アクセスされたときにログインしているかどうかを判定して、ログインしていない場合は、管理画面のユーザ認証画面にリダイレクトするというもの。

では、実際にどこを書き換えればよいのか見てみましょう。
WordPressのプログラムを見てみるとルートディレクトリに”wp-blog-header.php“があります。中を覗いてみると次のようになっています。

if ( !isset($wp_did_header) ) {
$wp_did_header = true;
require_once( dirname(__FILE__) . ‘/wp-load.php’ );

wp();
require_once( ABSPATH . WPINC . ‘/template-loader.php’ );
}

そこで、ここに赤字で書いてある部分を追記します。

if ( !isset($wp_did_header) ) {
$wp_did_header = true;
require_once( dirname(__FILE__) . ‘/wp-load.php’ );

if (is_user_logged_in()){
}
else {
auth_redirect();
};

wp();
require_once( ABSPATH . WPINC . ‘/template-loader.php’ );
}

あとは、保存して、ファイルを差し替えるだけ!!

※今回の内容はプログラムを書き換える必要がありますので自己責任でバックアップをしてください。

WordPressをチューニング SQL表示プラグイン

CATEGORIES WordPressby.a.takeuchi11 Comments2009.11.11

唐突ですが、Wordpressって重いですよね。機能はしっかりしてるし、拡張性もあるんだけど、性能だけはあまり評判がよくありません。こういうWebアプリで、性能が悪くなる原因はたいていDBアクセスにあります。ということで、どんなクエリを実行したか一目で確認できるプラグインを作ってみました。このプラグインを組み込めば、WordPressの実行に対する理解が進み、性能改善のヒントになると思います。

ダウンロード: db_logger

このプラグインを組み込んだあと、GETで db_logger=true を渡すと、WordPressの末尾にDBの実行履歴が表示されます。その後は、db_logger=falseを渡すまでデバックモードを継続します。このブログであれば http://blog.elearning.co.jp/?db_logger=true にアクセスすると、ログの表示が始まり、 http://blog.elearning.co.jp/?db_logger=false にアクセスするとログの表示がとまります。

※SQLの実行履歴を公開すると、セキュリティーホールを発見しやすくなってしまうので、”db_logger”の部分は変更できるようにしてあります。($logkey = ‘db_logger’; の部分を書き換える)。公開サーバに組み込む場合は必ずこの値を変更するようにしてください。

<?
/*
Plugin Name: DB Logger
Plugin URI: http://php7.jp
Description:
Version: -1
Author: よういちろう
Author URI: http://php7.jp
*/
$logkey = ‘db_logger’;
function db_logger($query){
$GLOBALS[‘query’][] = $query;
return $query;
}
function show_db_log(){
echo ‘<table border=1 bgcolor=white>’;
foreach($GLOBALS[‘query’] as $query)echo ‘<tr><td align=left>’.$query.'</td></tr>’;
echo ‘</table>’;
}
if(isset($_GET[$logkey])){
if($_GET[$logkey] == ‘true’){
$_SESSION[$logkey] = true;
}else{
unset($_SESSION[$logkey]);
}
}
if(isset($_SESSION[$logkey])){
add_filter (‘query’, ‘db_logger’);
add_action (‘shutdown’, ‘show_db_log’);
}

Amazon EC2の基礎知識

CATEGORIES eラーニングby.t.kuramitsu0 Comments2009.11.11

Amazon EC2を試してみる場合、『Amazon EC2/S3クラウド入門』という書籍が非常にオススメです。
内容がちょっと古い箇所がありますが、入門書として最適な1冊だと思います。

既にWeb上で情報がたくさん公開されていますが、既にEC2を利用したことがある人向けの技術的な内容が多く、AmazonのEC2、S3サービスの概要を説明した良い入門書や、解説サイトがあまりなかったので、クラウドコンピューティングや、今後のレンタルサーバー、データセンターがどのような方向で進むのかを、きちんと押さえておきたい人には、必読の書です。

試験的にサーバーをたてて実験していますが、これまで、自分たちでデータセンター内に、自前でサーバーを購入し、サーバー、ネットワークの構築をしてきたノウハウがある場合は、そのノウハウを活かしながら、スケールアウトしたり、運用コストを落とすことができるので、非常に優れたサービスであると思います。

Google、Amazon、マイクロソフトが今後提供する新しいサーバーレンタル事業を、しっかり視野に入れながら、eラーニングのサービスを設計していかないと、ユーザーの急激な増加や、海外での展開に対応していくことが難しいと考えられます。

現在、私たちは日本のある最大手のデータセンターでサーバーを運用していますが、運用コスト、ユーザーの急増にたいして拡張性の面での対応は、 AmazonのEC2、S3サービスより劣ることは否めません。出来ることが沢山ありすぎて全て網羅出来ていませんが、AmazonのEC2、S3サービスを利用した試験的なサービスもトライしていきたいと思います。

今回紹介した書籍は以下の物です。
Amazon EC2/S3クラウド入門

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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